“つけまつ毛”は、むしろ大人の若返りのためにある【齋藤薫・美容医療のいらない人生を考える③】_img0
©️斉藤オフィス

パラダイムシフトの今、「美の価値観」を刷新し続けてきた美容ジャーナリスト齋藤 薫さんが、注目したいある視点をピックアップします。
 

 


大人になるほど、まつ毛メイクを諦めてしまうなんて、あまりに残念な話


あなたはまず、毎日マスカラを塗っていますか? 最近は滅多に塗らない。もう……諦めたそういう人が多いのではないでしょうか?

それはなぜ? 面倒だから? 年齢とともにまつ毛がまばらになったから? そもそもあまり効果を感じないから?

結論から言って、それはあまりに残念なこと。意外に思うでしょうが、本来がまつ毛メイクほど、大人にとって効果的なものはないからです。それを大人になるほど放棄しているなんて、もったいなすぎる。本気で取り組めば、それこそ美容医療に匹敵するほどの若返り効果をもたらしてくれること、知っておくべきなのです。

そう言われても、マスカラに効果など感じたことがない? わかります。まばらになり、なんだか短くもなったまつ毛に必死にマスカラを塗っても、大した違いは得られない、それは紛れもない事実。マスカラにはやはり限界があります。まつ毛下地を使えば効果は増すけれども、それはそれで面倒。そもそもまつ毛が短い人には、やはりマスカラはあまり意味がないのです。

でもだったら、“つけまつ毛”をつけちゃえば?