スペイン:レティシア王妃(52歳)ジレ+パンツスタイル
お洒落に定評のあるスペインはレティシア王妃。シックなスタイルがお得意だけに、グレーのコーディネートも多々。その中で、今の時期真似たいのがこんなスタイル。
ウールのロングジレに白のタートルネックニット、そしてウール素材のパンツを合わせたシンプルコーデですが、どうやらジレとパンツは同ブランドのものではない模様。見事に同系色でマッチしたアウター&ボトムに靴は黒で引き締めた、シャープな着こなしが王妃らしい。
ローヒールのパンプスも、甲にかけて深くVにカットされたブロックヒールであったりと、黒ながら主張とデザイン性のあるものを選ばれているのが、普通に見えない理由です。
グレーは濃淡をつけてもコーディネートがしやすい色なので、例えばこの場合、ジレとパンツの色が異なるグレーであっても素敵でしょう。一般的に、視線の上部分にダークめ、下をライトめにするとお洒落に見えやすいですね。
オランダ:マクシマ王妃(53歳)コート・スタイル
こちらはオランダのマクシマ王妃です。この方といえば、鮮やか、ビビッドな色がお得意でとてもお似合いになりますが、実はシックなカラーコーデもお上手なのです。これは今年初めのファッションですが、グレーでまとめたワントーンコーデがエレガントでとても素敵ですよね。全く地味に見えないところも、さすが! です。
テーラードのラップ型コートに、インナーはハイゲージのタートルネックニットと、アシメトリーにドレープが寄せられたタイトスカートとの組み合わせ。キャサリン妃の鉄板でもあるジャンヴィト・ロッシのスエードパンプスに、バッグもグレー! しかも、シャネルの定番キルティングバッグと、セレクトが大人で上級です!
微妙な色の濃淡もありますが、キレイにまとまっていて、その繋ぎの役目ともなっているのが大ぶりネックレス。シックなだけでは終わらないマクシマ王妃の個性を引き立て、さらにお洒落感もアップさせているのが小物のパワーですね。
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