こんにちは、エディターの昼田祥子です。
正直に言うと、「引き寄せ」という言葉はあんまり好きじゃないです。連載のタイトルになっていますけどね(笑)。
なんでも引き寄せられる。だったら私、1億欲しいです! 願ってみたけれど入ってこないじゃないですか。えっとそれはなぜかというと……。こんな感じでだいたいお金の話になるから苦手なのかも。「引き寄せ」を特別な力と思っている方が多いけれど、今の私の感覚としては至って普通のこと。抗えない自然の摂理。誰もが365日24時間、自らの力で常に引き寄せている。「引き寄せ」という言葉よりも、「自分の内側が外側に反映されている」という表現の方がしっくりきます。自分の内側は外側の現象と、常にイコールの関係性になっている。「類は友を呼ぶ」、あるいは「自分と共鳴する物事」「思考が現実化する」とも言えるかもしれません。
お金がないと思っている人は、お金がない現実になっているし、頑張って稼がなきゃと思っている人は頑張って稼がなきゃいけない現実になっている。
そう、自分の内側が忠実に反映されています。
「引き寄せ」について聞いたことはあったけれど、改めて意識するようになったのは、2019年に瞑想を始めてからです。テキストに瞑想で得られる効果のひとつとして書かれていました。
へぇ、そうなんだ。
でもね、振り返ってみると自分が思い描いたもの。内側の状態としては、自分はそうなるのだと少しの曇りもなく欲しい未来を体感できたものはやっぱりそうなっているんですよね。
クローゼットを片付けながら、尾原和啓さんの本『どこでも誰とでも働ける』に出会ったとき。好きな場所で好きなように働くという、コロナ前には想像もできなかったような暮らし方を知り、素直に憧れたんですよ。それから映画「マイ・インターン」を見て、ロバート・デ・ニーロ演じるベンのクローゼットもそう。
どちらも強烈に恋焦がれたからか、できないかもという思考が湧いてきませんでした。
どちらも現実化した。
いや、それだけじゃない。ありとあらゆることが、この一つの言葉で説明できるのです。
自分の内側が忠実に反映されている。
え?! だったらなんで嫌な人が私の前にいるの? 私は望んでいないのに、なぜこんなに苦手な人が私の人生に登場しているの?
はい、それも紐解けますよ。
「自分の内側=外側の現象」という見方ができるようになったら、イヤな出来事に対していちいち反応しなくていいし、イヤなら自分の内側を変えればいいだけ。なんてシンプルな話なんでしょう!
続きは、次回。
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