昨年あたりからすっかり、トップスをタックインすることが当たり前になってきました。私のようなチビッ子チームにはありがたいトレンド。私も思い切りこのトレンドに乗っかって、ハーフタックインどころか、フルタックインして、いかに上半身を短く見せるか必死です。

そんな中、履いているとやたらめったら褒められるのがこのハウスコミューンのデニム!先週のコラムでも着ていました。

ミモレ世代の永遠、紺ブレスタイルが大好き。超ベーシックなアイテム合わせでも、デニムが新鮮だとぐっと今年らしく。デニム“Neutral Serenity” ¥24000(税抜)/ハウスコミューン tel.03-6730-9191 ジャケット/3年以上前に買ったアパルトモン ニット/ユニクロ バッグ/ヴィトラス ジェトヴィラス 靴/ピエール・アルディ

私が持つハイウエストボトムスの中でも、このデニムは超超ハイウエスト。おへそまでスッポリ、でございます。少しサルエルっぽく、股下にはゆとりを持たせて履くバランス。ノータックのフロントがぺたっとフラットになって、そこから太ももにかけてゆとりが出る、この絶妙なバランスが気に入っています。ブルーのワイドパンツ気分でスタイリング。

お口直しにルックブックの画像も!

これこれ、この感じ~!素敵ですねー。もう少し寒くなってきたら、タートルネックのニットを合わせて、完全にこのスタイリングをコピーするつもりです。にやり。その際、バランスの違いにはノーコメントでお願いします。にっこり!

それからこのデニム、特に上のルック画像を見ていただくとわかるのですが、サイドの縫い目のアタリを少し濃い目に出しているので、サイドラインがぐっと強調されて、横から見たときに脚がまっすぐ長く見えるのです(当社比)。こういう細かいディテールに対するこだわりが、履いた時のムードに差をつけるのだなあ、とひしひし感じます。

シンプルでベーシックなアイテムが好きだからこそ、アイテムそのもののデザインをアップデートしていきたいと思っています。トップスもボトムスも、小物も、とすべてのデザインがアップデートされてしまうとなんだか落ち着かないし、私らしくもないので、1か所だけで! 

おしゃれを長い目で見たとき、この「私らしさ」のあたりが、40代の残りをかけて手に入れるべきポイントだなあ、と思っています。私らしさをキープしながらもトレンドと上手にお付き合いして、「なんだかちょっと感じのいいおしゃれ」をしている中年になりたいものです。そのためには、凝り固まることなく、トライ&エラーもまだまだ大切。その「トライ」と「エラー」をどちらも楽しんでいけたらいいですね!