人気コラム『セレブの胸キュン通信』の著者さかいもゆるさんのお誘いで、下北沢にある老舗・本多劇場にて舞台『はたらくおとこ』のゲネプロ(通し稽古)を見学に行きました。
こちら10年以上の付き合いとなる、さかいもゆるさん。同い歳なのに、いつ会っても華奢で愛らしい♡ 往来の激しい劇場前でのSNAPをいやいやながらに対応してくれました(笑)。

前回、ご紹介したモッズコートに続き、今回はMA-1。こちらも本来は軍物のアイテムで、アメリカ空軍のフライトジャケットが発祥です。基本的にこのようなアイテムは、本物であればあるほど、本物に近ければ近いほど、「いい!」と思いがち(笑)。さらに、このような男の子アイテムはオーバーぎみに着るのが可愛いと思っているので、古着屋さんでメンズのXLを購入しました。MA-1はそもそも着丈が短めなので(飛行機の操縦時にお尻部分でもたついて邪魔にならないためにだそうです)、大きめを買っても肩位置がドロップ、かつ袖丈が長めになるだけで、あまりおかしなバランスにはならないかと思われます(大森調べ)。

 

@ezgibozkurt

VETEMENTSさん(@vetements_official)が投稿した写真 -

こんな風なサイズ感で着られるものを探した次第。


モッズコートやMA-1などの男の子アイテムを着こなすポイントは(私の中では)以下の2つ。

①そのまま男の子が着ていてもおかしくないコーディネイトで着る
→デニムやワークブーツ、ネルシャツなどと合わせるパターン

②彼氏の家に泊まりに行って、寒かったからたまたまそこにあったアウターを借りて着て帰ったかのようなコーディネイトで着る
→ワンピースなどの女の子アイテムの上からラフに羽織るパターン


「なんだそれ?」と思われる方もいるかもしれませんが、以上の2点のどちらかを遵守すれば、コーディネイトを失敗することはないと思っています(大森調べ)。

ちなみに『はたらくおとこ』は、本多劇場をかわきりに全国を巡回するようです。青森のリンゴ園の事務所が舞台です。狂気と笑いは紙一重……ということが体感できるストーリー&演出でした。
こちらは舞台美術の一部分。このような壁にかけてあって違和感がないのがMA-1。MA-1と言えば『北の国から』の吉岡秀隆や『若者のすべて』の萩原聖人を思い出してしまうのは私だけ?

MA-1のような「男の子アイテム=働く男の作業服的アイテム」に袖を通すとき――上記2点を考えながら、コスプレ感覚でコーディネイトを組み立ててみるのも結構楽しいものです。あれ、変ですか?

男の子アイテムをざっくり着ると、逆に女っぽさが浮き立つという……そんなことも考える策士な大森でした(笑)。

PS.昭和歌謡しばりでしばらく続けてきましたが、今回の舞台のタイトルはユニコーンのあの名曲(※ユニコーンは『働く男』)と同じタイトルですので、ご容赦くださいませ。平成の歌ですけれど(笑)。
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CREDIT :
ジャンパー/古着屋さんで購入
デニム/アメリカンアパレル ※この日と同じ
スニーカー/NIKE ※この日と同じ

大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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