軽やかな色や素材の服を着たくなる季節の到来……と思いきや、朝、少しでも「寒い!」と感じてしまうと気持ちが冬へと逆戻り。流れる季節たちは、微笑みで送りたいのに……!

今回は、春の黒コーデのお話。

薄手のウールのコートをロングジャケット感覚で羽織りました。それでも朝晩は「寒い」と感じることも。それにしても「一年前のこの時期は何を着ていたっけ?」と季節が変わりゆく度に、都度思っていしまうのはナゼなのでしょうか(苦笑)。
本日はコットンの糸をシャギー風にあしらったトップスを(つぶれていて見えませんね、すいません)。黒い素材のわりには軽やかな印象があるかな、とチョイス。ハイウエストのデニムで、黒の面積を減らし、黒ボリューム調整しました。


黒を着る時は、妥協で選んだ黒ではなく、あえて選んだ黒に見えるように意識しています(と、書いてみたものの、とにもかくにも昔から黒が好きな私。気づけば、たくさんの黒アイテムを所有しているので、気を許すと装いの黒面積が自然に大きくなってしまうという……)。

襟元にぐるぐるとストールを巻いてしまうと、装いが一気に冬に舞い戻ってしまいそうだったので、襟元は肌を露出。さらに黒に合わせる色をグレーではなく水色に――それが精一杯の「春」演出でございます(笑)。

流行や季節のメインストリームにない色であろうと、着ていて落ち着く、そう、私はやっぱり黒が好き! ミモレのSNAP記事や他の編集スタッフの軽やかな春コーデを眺めつつ、そんな私自身に対し、春なのに、ため息またひとつ(苦笑)!

CREDIT :
コート/パオラ フラーニ
ターバン/ビームスで購入
トップス/rag&bone
デニム/ハウス コミューン この日と同じ
バッグ/海外で購入 この日と同じ
靴/リーボック この日と同じ

大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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