情熱を傾けられることは
誰にでも、必ずあります

「チャレンジは、いつでも、何度でもできます」とエリカさんは言う。

 

「日本では、学校を卒業してみんなが同じような道を進みますが、海外では何かにチャレンジしてダメだったら、また他の道を選択する、私のように学生をやり直す人も珍しくありません。どちらがいいとか悪いとかではなくて、ただ、たとえば満足感を得られない仕事に人生の大切な時間を費やすのは、もったいないと思いませんか。そういう人も、結構多いでしょう。もし今の状態をハッピーだと感じられなければ、自分の情熱が本当はどこにあるのか、ちゃんとチェックしてみたほうがいいと思います。

日本人、特に女性は忙しすぎて、何をやりたいかを考える時間があまりに少ないと思います。誰にでも情熱を傾けられることは、必ずあります。仕事でも趣味でも何でもいい。それを見つけると、女性は、さらに輝くことができます。そのためには、まず自分の心の声に従うことが大切です。ときには、何もせずにただのんびり過ごしてみるのもいい。充電も必要ですよ」

 

人生の目標は楽しむこと
そしてチャレンジを続けること

「私のパッションは、日本、プラス今の仕事です」エリカさんの情熱のありかは、今、極めて明快だ。さらに、

「私にとって、人生のいちばんの目標は楽しむこと。そして、いつまでも新しいことを学び、チャレンジを続けることが大事だと思っています。私は、命が尽きる最後の瞬間まで何かを学んでいたい」

自分の心が向かうまま情熱を熱く注ぎ、歩みはなお止まることを知らない。まぶしいばかりのポジティブ思考。その源は、さてどこに?

エリカさんのインタビューVol.2は、
3月29日(日)公開です! お楽しみに☆


■プロフィール
エリカ・アンギャル/栄養コンサルタント

2004年から8年間ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして、知花くらら(2006年世界2位)、森理世(2007年世界1位)をはじめ、 世界一の美女を目指すファイナリストたちに「美しくなる食生活」を指南。 栄養学、薬理学、生理学など予防医学における幅広い専門知識を駆使し、“内側からより美しく、心も身体もすこやかに輝く”をテーマに、ハッピーな毎日のための食とライフスタイルを発信している。

撮影/玉井俊行 取材・文/河合映江