春といえば? 桜、新学期、若葉……と生命力みなぎるあれこれを連想しますが、風強い、ホコリっぽい、そして生命力の塊だけど人間にとっては厄介な花粉、黄砂、とムズムズがたまらない季節。目に見えて赤みが出るところまではまだいかないで済んでいますが、幼少期のアトピーの名残りでしょうか、肌がかゆくて毎日悶えております。洗顔第一、保湿第二。あと何か対策できるものがあるならなんでも採り入れたい! そんな気分にぴったりきたのが、今週のお助けコスメです。

オードムーゲ 薬用密着浸透マスク 4枚入 (一部ドラッグストアで先行発売中)/小林製薬


有効成分は「殺菌」&「抗炎症」だから、ダメージを受けた肌の鎮静化に◎


オードムーゲといえば、発売以来なんと60年以上にわたり愛される、「元祖・ふきとり化粧水」の薬用ローションが有名。ニキビ対策のスキンケアとして中高生の頃に使っていたという方もいるかもしれませんね。ニキビや肌あれをケアするという基本テーマはそのままに、現在では洗顔から保湿に至るまでスキンケアの基本ラインナップを揃えたブランドに成長。……しているというところまでは知っていたのですが、先日、近所のドラッグストアを定期チェックしていましたら、気になる「先行発売」のポップを発見。え! オードムーゲからシートマスクでるの! ということで、大興奮で購入してまいりました。まだ、試験販売段階なのか、4月末現在、公式サイトにも情報がないようなのでさっそくレポしたいと思います。

裏面によりますと、有効成分はサリチル酸(殺菌)とグリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症)。成分から想像するに、日焼けや肌あれ、一時的な敏感肌などでイガイガしているようなお肌を優しく鎮めてくれそうですね。また、こちらはオードムーゲの代名詞でもある「ふきとり」的な使用法ではなく、普通のシートマスク同様に化粧水の後、保湿ステップの一部として使用するようです。
シートマスクに浸してある液は、とろみはそこまで強くない感じでさっぱりしたテクスチャ。
シートマスクを広げてみました。アゴ周りをワイドに覆えそうな下半分に注目。確かにニキビって大人になるとアゴ周りがしつこく治らないんですよね。さすがニキビに長年向き合ってきたブランド。ポイントを押さえております。
実際に顔にのせてみました。首までは覆えませんがフェイスラインを包み込むように全顔カバーできました。花粉でここ数日肌がかゆくて敏感ぎみだったのですが、刺激感もなく、ひんやりさっぱり落ち着かせてくれる気がします。強烈に効かせるというよりは守りの手堅いレスキューコスメですね。

使用後の保湿感は高機能化粧水と同等くらいに感じましたので、大人はこの後乳液やクリームなどでの保湿の仕上げがマストだと思います。箱の裏面に書いてある「スキンケアSTEP」どおりですね。

 

余談ですが、我が家の中2少年が鼻に大きなニキビを作っていたので「大人になってからニキビ跡をレーザーで治療すると数万円かかるのだ」とコンコンと説明。こちらのシートマスクと名品・タカミスキンピールを2日間使用させたところ、それだけでキレイに治りました。若いっていいですね(笑)。思春期のお子さんがいらっしゃるなら、いっしょに使うのもいいかもしれません。先行発売店で見つけたら、よろしければお試しになってみてください。
 


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