ブラウンは顔色が良く見えるこっくり色を選び、女らしさをトッピング
大好きだった服がどうも最近しっくりこない、似合わない――。そんなお悩みはありませんか? 体型が変わったり、顔色が変わったり、おしゃれ心さえも変わったからかもしれません。もちろん「着ない」選択もあるけれど、まだじたばたしたいのが女心。きっと今の私たちに似合う、とっておきの1枚があるはず。そこで、スタイリスト室井由美子さんが「似合わなくなった」服から脱却できるベストアイテムを全6回にわたり、指南。皆さまを代表し編集部川良と川端のお悩みを、スパっと解決してもらいました。
茶色が似合わなくなりました
「先日、久しぶりに茶色のツィードジャケットを着たら愕然。まるでゴルフ帰りのおじさんのようでした。顔映りが悪く見えたのも気になりました。もう茶色は着ないほうが良いのかも…。」(バタやん)
こっくりした茶色なら解決!
「茶色は濃淡もあり、幅が広いカラー。カギは自分に似合う色を見つけること。とは言え、万人に似合うのは赤みがかったブラウン。肌の色を明るくヘルシーに見せてくれます。そんなこっくりとした茶色はどんな色にも馴染む懐の深さも嬉しいところ。中でもベストな相性はブラック。落ち着いた雰囲気を作ります。華やかな柄で女度高めに仕上げれば、『おじさん』と決別できますよ」(室井さん)
ボディにそっと沿う美しいシルエットのニット。Vネックは浅すぎず深すぎず上品さが魅力。ニット¥14000/デミルクス ビームス、スカート¥39000/エッフェ ビームス(共にビームス ハウス 丸ノ内)その他私物
室井流着こなしポイント!
これもおすすめ!
「『おじさん』にならないコツのひとつが組み合わせ技。女度が高くトレンドでもある“赤”や“レース”などジャケットとギャップがあるものをコーディネートしてみて」
お問い合わせ先/
ビームス ハウス 丸ノ内 tel. 03-5220-8686
アングローバル tel. 03-5467-7864
ストラスブルゴ tel. 0120-383-653
スタイリスト/室井由美子 ヘア&メイク/Chisa(ROI)取材・構成/金沢由紀子
「ヒールのあるパンプスでも可能ですが、重心を下に持たせるためにロングブーツを合わせるとさらにおしゃれ度がアップします」