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暗い色ばかりの秋冬服を白アウターで一新

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お悩み第1回目「バタやんのブラウン問題」は、万人に似合う“こっくり”ブラウンを選び、華麗に解決した室井さん。お次は「咲子の暗い色ばかりのクローゼット問題」顔色、体型、年齢が邪魔して鮮やかな色を取り入れられない。“痛い”大人や“昔風”に見られたくない。そんなおしゃれ更年期の私たちにぴったりの処方箋を見つけてくれました。

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 お悩み 
Q.
クローゼットを開けてビックリ!
私の服は定番色ばかりでした。

「肌寒さが本格化してきた先日、クローゼットにある秋冬の洋服を眺めていると――ネイビー、グレー、黒…。暗い定番色ばかり。“大人”を意識してシックになり過ぎていた気がします。大人が色で冒険する方法はありますか?」(咲子)

 解決策 
A.
オフホワイトの長め丈アウターは
目を奪う上品な鮮やかさがあります。


「春夏シーズンは明るい色を簡単に取り入れられますよね。でも秋冬は自然と暗い色ばかりに…。わかります。誰もが似合う鮮やかな色は白!それもオフホワイトの優しいニュアンスは肌を綺麗に見せ、柔らかな印象に仕上げるのをご存知ですか。ニットなどトップスに取り入れるのも素敵。アウターだとさらに魅力がアップするんです。冒険心も満足するおしゃれアイテムです。」(室井さん)
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  • 暗い色ばかりの秋冬服を白アウターで一新_img1 アウターでとても重要なのがボタン。フラップボタンはシャープに見せます。柔らかな色なので、デザインは大人らしくスタイリッシュなものが正解です。
  • 暗い色ばかりの秋冬服を白アウターで一新_img2 ボディラインに沿ったシルエットはエレガントな「昔」風に見える恐れあり。オフホワイトは迫力のある色だからカジュアルなオーバーサイズがおすすめです。
  • 暗い色ばかりの秋冬服を白アウターで一新_img3 丈が短いと“おばさん”ぽくなってしまうので要注意。また、ボトムスとのバランスを考えても長め丈。汎用性が高くさまざまなシーンで活躍します。

コート¥120000/ハイク(ボウルズ)ニット¥38000/アリクアム(ストラスブルゴ)スカート¥39000/サイ(マスターピースショールーム)靴¥46000/ペリーコ(アマン)その他私物


室井流着こなしポイント!

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「クローゼットに数多くあるベーシックカラーのアイテムにふわりと羽織るだけで華やかさが倍増します。袖を通さずに着流すと、より旬の表情になります」


これもおすすめ! 

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コート¥79000/エイトン(ビームス ハウス 丸ノ内)
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「外せないのは、旬を感じさせるオーバーサイズのコクーンシルエット。ほっこりと見えない上質なボタンがアクセントです」

次回は、11月16日(木)更新予定です。お楽しみに!

第一回「ブラウンは顔色が良く見えるこっくり色を選び、女らしさをトッピング」はこちら>>


お問い合わせ先/
アマン(ペリーコ) tel.03-6419-7240
ストラスブルゴ tel.0120-383-653
ビームス ハウス 丸ノ内 tel.03-5220-8686
ボウルズ tel.03-3719-1239
マスターピースショールーム tel.03-5414-3383

撮影/最上裕美子(人物)、武藤 誠(静物)
スタイリスト/室井由美子 ヘア&メイク/Chisa(ROI) 取材・構成/金沢由紀子