2018.2.23

毎日のお弁当作りが楽になる「ルール」〜料理家・サルボ恭子さんの毎日弁当

 

朝、時間に追われていたり、献立に悩むのが毎日のお弁当。雑誌やテレビなどでも活躍する料理家のサルボ恭子さんは、学生時代に自分のお弁当を作り始め、今は家族のために作り、お弁当歴は25年以上。毎日のお弁当、さらには夕飯のおかずにもなるレシピが本になった『おかずは3品でOK! サルボさん家の毎日弁当』より、がんばりすぎなくても食べ応えがあり、彩りもよいお弁当作りのルールとレシピをご紹介します。

 

お弁当作りのルール
サルボ式弁当のおかずは3品だけ!


”楽しんでお弁当作りをしないとおいしいものはできない!”と考えたサルボ恭子さんは、手早くできて、負担の少ない”がんばりすぎない”お弁当を考えました。そして試行錯誤ののち、たどりついたのがこのルール。

1.主菜の定番食材を決めて野菜多めの副菜バリエーションを考えること
 定番食材を決めておくと、買い物がラク!

2.常備調味料を作りおきして、味をいつも一定にすること
 調味料を合わせておくと、漬けたり、煮たりで簡単に1品できます。

 

① 主菜……肉や魚を使ったメインのおかず。
② 副菜……野菜や卵を使ったサブのおかず。
③ 口直し……酢を使った漬物的なおかず。


ご飯弁当なら、ご飯に「主菜」+「副菜」+「口直し」
味つけご飯(またはおにぎり)に「主菜」または「副菜」+「口直し」
パン弁当なら、サンドイッチに「デザート」パンに「スープ」
「もしお弁当作りで悩んでいたら、ぜひ私のやり方を試してみてください。『これならラク』と肩の力が抜けたら、お弁当作りが楽しくなりますよ。」(サルボ恭子)



サルボ家の定番「バゲットサンド弁当」


「わが家はバゲット大好き一家なので、バゲットサンドはよく登場するお弁当です。切り込みを入れて中に具をはさむのがフランス式。バターとハムだけ、あるいはチーズだけをはさむシンプルなものがスタンダードです。」(サルボ恭子)
パン弁当には、いろいろな具材をサンドして食感や味の重なりに一工夫しましょう。サンドイッチの場合は簡単デザート、パンだけの場合はスープを添えます。また、デザートやスープは楽しみの一つなので、食べやすさや色みを考えて組み合わせて。

バゲットにはたっぷり具をはさみましょう。歯ごたえのあるパンなのでかむほどに味わいが増します。


主食
ボリューム満点! コンビーフとマッシュポテトのサンド

 

 材料(1人分)
・バゲット……18cm
・じゃがいも……1個(80g)
・コンビーフ(缶詰)……40g
・ロメインレタス……2枚
・ナツメグ……小さじ1/8
・塩、こしょう……各適量

 作り方 
1.じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、たっぷりの湯で柔らかくなるまでゆでる。ざるに上げてボウルに入れ、フォークでつぶしてコンビーフとナツメグを加える。味をみて塩、こしょうで調味する。
2.バゲットは厚みに切り込みを入れ、オーブントースターで表面がパリッとするまで焼く。
3.ロメインレタスは縦半分に切り、上下が互い違いになるようにバゲットに入れ、間に1をたっぷりはさむ。


デザート
甘酸っぱいりんごとレーズンがよく合う! 焼きりんごとレーズン

 

 材料(作りやすい分量)
・りんご……1/2個
・干しレーズン……大さじ1
・はちみつ……大さじ2
・オリーブ油……大さじ1
・ラム酒……大さじ1

 作り方 
1.りんごはよく洗って芯を取り、1.5 cm幅のくし形切りにする。
2.耐熱容器に1と残りの材料を入れてよく混ぜ合わせ、200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼いて冷ます。

サルボ恭子

料理家。老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏。パリ有数のホテル「オテル・ド・クリヨン」で研修、勤務するうち、フランスの郷土料理に魅了され、帰国後料理研究家のアシスタントを経て独立。自宅で料理教室を主宰。素材と向き合い、その持ち味を引き出す料理を得意とし、出張料理やケータリングで料理が最もおいしく味わえる“瞬間”を届けている。雑誌やテレビなどでも活躍し、洗練された家庭料理には根強いファンも多い。『毎日活躍! 「ストウブ」で和洋中』(講談社)、『サルボ惣菜店』(大泉書店)、『オーブンまかせでのっけて焼けばすぐごはん』(学研プラス)など著書多数。http://www.kyokosalbot.com/

 

『おかずは3品でOK! サルボさん家の毎日弁当』
サルボ 恭子:著 定価1400円(税別) 講談社

”楽しんでお弁当作りをしないとおいしいものはできない!”と考えた著者は手早くできて、負担の少ない”がんばりすぎない”お弁当を考えました。そして試行錯誤ののち、たどりついたのがこのルール。
1主菜の定番食材を決めて野菜多めの副菜バリエーションを考えること
 定番食材を決めておくと、買い物がラク!
2常備調味料を作りおきして、味をいつも一定にすること
 調味料を合わせておくと、漬けたり、煮たりで簡単に1品できます。ときにはマヨネーズやソースなどの市販調味料を使う料理も。
そしておかずは3つまで。あれもこれもと作らなくてもいい。
ご飯弁当ならご飯に「主菜」+「副菜」+「口直し」。味つけご飯(またはおにぎり)に「主菜」または「副菜」+「口直し」。パン弁当ならサンドイッチに「デザート」。パンに「スープ」。このルールで作り続けたサルボ家のレシピ大公開!お弁当だけではなく、夕ご飯のおかずにも、おつまみにも、デザートにもなる142レシピです。


第2回は2月25日(日)公開予定です。

撮影/竹内章雄