ほっぺたが自然と上気した肌=”血色肌”になるためには、血流やリンパの流れを良くする”ひと手間”をかけてあげることが鍵になります。今回は、美容を中心に、雑誌や講演などで活躍されている水井 真理子さん(ミモレでブログも執筆中!)に、いつでもどこでもすぐにできる、首と耳のセルフマッサージを教えていただきました。

首のこりをほぐす
「首は皮膚が薄いうえに、下を向いたり、横を向いたり、食事が通ったりと、日常生活の中でよく使う部分なので、こるのは当たり前。こっている首の筋肉をほぐして、血流やリンパの流れを良くし、顔や頭の上まで酸素をまわしてあげることで、顔の肌のトーンは見違えるほど変わります。強く押す必要はありません。あくまでも優しく、肌をいたわる気持ちが大切。最初は硬くて、痛く感じる人もいるかもしれませんが、続けていくことで、柔らかく、しなやかになっていくのを実感できます。」

  • 1.人差指から小指までを軽く握って”猫手”を作り、指の第二関節の”面”を使ってマッサージしていきます。
  • 2.首の上から、3秒くらいずつ、ゆっくり、じんわりと内側に押します。
  • 3.上から下に鎖骨の端まで、ゆっくりと2.の動作を繰り返して、リンパを流します。


耳のマッサージ

「耳を触ることってほとんどないと思いますが、耳も顔ですし、意外とこっています。また、耳にはたくさんのツボがあります。親指を耳の裏にひっかけ、残りの指を耳の前に持ってきて耳をはさみ、耳の淵をぐるっと一周、優しく押してあげるだけで、様々なツボを刺激することができます。首のマッサージのついでに、耳にも触れてあげてください。」
 

「これらのセルフマッサージは、時間を決めてやる必要はありません。くすんでいるな、滞っているなと感じたときに試してみてください。それが朝なら明るい顔色で一日をスタートできますし、昼ならリフレッシュに、夜なら快眠につながったりと、その時々で効果は必ず得られます。美容は生活に密着しています。頭で考えすぎず、自分をいたわり、ひと手間をかけることを生活のリズムの中に取り込みましょう。」

取材中、一緒にマッサージをしていたら、何だか身体があたたまってくるのを感じました。私自身は、首も耳もこり固まっているようで、まだまだ硬いのですが、痛気持ちイイ感じがクセになり、取材日以降、気がつくと首や耳に触れています。本当に簡単な”ひと手間”、ぜひお試しください!(編集部・鈴木 亜矢子)

プロフィール

水井 真理子さん/1972年東京生まれ。作家の秘書を経て、美容家のもとでマネジメントを行いながら、エステティック、講師として美容に携わる。様々な経験から 現在は、トータルビューティーアドバイザーとして、美容を中心に雑誌などで活躍中。ミモレのブログ『ビューティーマルシェにはキレイの秘訣が満載。

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