2018.4.4

知られざる米沢自慢!スナック&ラーメン文化の深すぎる魅力【from米沢サテライト】

おそらくほとんどの方がご存じないと思いますが、実は米沢、ほんとうにスナックとラーメン屋さんが多いんです。地元の皆さんの愛もとっても深く、それぞれにお気に入りのお店があるんだとか……。そんな、一度ハマると抜け出せない米沢の知られざる2大文化の魅力をたっぷりご紹介します!

スナックは米沢の“癒やし・憩い・出逢い”の場所

米沢でスナックと言えば、仕事後の飲みにとどまらず、家族ぐるみや女子会までと、みんなが集う場所。そこで地元の方に「米沢のいいスナック教えてください」と訊くと、とにかくおすすめされたのがこの「ディパーチャー」。皆さんに慕われる、噂の恵美ママに会いに行ってきました! お店の周辺はスナック激戦区だそうで、界隈だけでなんと200軒以上あるとか。それにしてもなぜこんなにスナックが多いのでしょう?

「なーんでだろうねぇ?(笑)。米沢の夜は“ごはんを食べてその後スナック”までがセット。老若男女みんな来ますね。米沢は県内で最初に風営法を施行したから、おかげでキャバクラみたいな店もないし客引きもいない。女の人でも飲み歩きやすい街ですよ」

もう一つ驚いたのが、お通しとして出される料理の数々。女性はお酒と一緒に何かしら食べたい人が多いですから、これは嬉しい!

「私が食べるの大好きだからついいろいろ用意しちゃうんだけど、米沢のお店がみんなこうってわけじゃないから、料理目当てでここに来る人も多いかもね。うちはとにかく女性のお客さんが多いんですよ。みんなここで女子会するの。先に予算決めて、それに合わせて私が料理用意してね。じゃあ女性2人で来ても平気かって? もちろん大歓迎!」

この日はおかひじきのお浸し、浅漬け、豆もやしのナムル風、お麩の煮物、サルサディップ、クリームチーズの味噌漬け。手作りのやさしい味に癒やされます。

お店を始めて今年で9年。実は恵美ママ、もともとここの常連さんだったそう。先代ママが辞める際に後継を探すも、結局見つからず。ほかの常連さんに『お前しかいないだろ』と背中を押され、引き継ぐことにしたのだとか。

大好きな飲み歩きも結婚後は足が遠のいていたそうですが、子育てがひと息つい手から少しずつ再開。ちょうどその頃にお店を継ぐ話がきたのだとか。恵美ママの半生だけで本が一冊書けそうです……。

「店名の“ディパーチャー”は、その頃の飲み仲間がつけてくれたんですよ。お前の新しい出発だな、って。前の店からの常連さんはみんなもういいお歳だけど、今はその人が連れてきた後輩が通ってくれてて、たまに自分の子どもも連れてきたりね。そうすると今度はその子どもが、自分の友達を連れて来てくれるの。そうやってどんどん繋がっていくのが楽しいんです。
あとね、Departureって単語には“出発”のほかに、“癒やし”“憩い”“出逢い”って意味もあるらしいの。なんだ、合ってるじゃん! って思って」

こちらのディパーチャー、どうやらサロン的な役割も果たしているようで、お客同士で知り合ったり、恵美ママが引き合わせた男女がこれまでに9組も成婚しているんです!  恐るべし、恵美ママの引き合わせ力。

「前は私の仕切りで婚活パーティーとかもやってたのね。でも最近の人は仕切り役がいると緊張しちゃうのか、全然まとまらなかったの。じゃあもう勝手にやって〜って放っといたら『実はこないだのあの人が……』なんて相談されるようになって。知っている人が間にいると、なんとなく安心なのかもね。9組目の結婚式は仲人もやったのよ〜! 楽しかったぁ」

 出逢いを求めている人には朗報?! もちろんそうでない人も、米沢を訪れた際はぜひ遊びに行ってみてください。恵美ママの明るさに癒やされること間違いなしですよ!


「ディパーチャー 〜えみ〜」
住所:米沢市中央1-3-4パールビル2F