メンズファッション誌では、パックTだけの特集が組まれるほど、男性にとって「どこのパックTか」は、非常に大事な問題(だと思っているん)です。
制服のようにほぼ毎日、白のパックTシャツをインナーとして首元に忍ばせていた大学時代。夏はシャツの下に、冬はニットの下に。有名ストリートブランドの別注から、セレクトショップの別注、アメトラブランドやメゾンのオリジナルと、雑誌に促されるまま、汚れては買い足すを繰り返しておりました。
どこのブランドだと首の詰まりがどうだの、丈はこうで、オンス(厚み)はどうだの、ほんとに微妙な違いを延々友達と話していた記憶があります(笑)
そんな幾度の試行錯誤を繰り返し、無駄にパックTについて詳しくなっていた2016年の冬、とうとう「コレだ!」というものに出会ったんです。
それがこの、BEAUTY&YOUTH(ビューティー&ユース)がHANES (ヘインズ)に別注をかけた3パックTなんです。
気に入ったころには、お目当ての白のLサイズは完売しており、今年の2月の再生産までどれだけ首を長くして待っていたことでしょう......!(はい、実はもう買っちゃったんです。笑)
大草編集長のスタイリングブックで「Tシャツは第二の肌。1年たったら見直す」と書いてあるのを見て、「買い足すのは間違いじゃなかったんだ!」と勝手に安心した気持ちに(笑)
ただ、これはパックTのなかでも、正直言ってかなり高価なほうだと思います。ほぼ毎日着ているとすぐにダメになってしまうので、"一軍インナー“として位置づけております。普段は、それこそドンキで買ったり、会社の前のコンビニに売っているものを着ています。
ただ、こちらは首元の白もしくは、裾のところの白を少しだけ出したいときには、ほんとうに丁度良い丈の長さと首の詰まり具合なんです。毎シーズン決まって買う(と決めた)究極のパックT、いかがでしょうか? 予備で、もう1パック買うのはやりすぎですかね......?
お問い合わせ先/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店
MENS: 03-5428-1893
柳田 啓輔
ミモレ唯一の男子。鹿児島出身ですがお酒は強くなく、平成5年生まれの昭和顔だと思っていたら最近は大正っぽいと言われるようになりました。学生時代からトラッド、ストリート、モードと、色々迷走してきましたが、今は社会人として見られる格好を心がけようと、さらに迷走中。ミモレの新人として日々是鍛錬で精進していきます。