『自分のスタイルが見つかる　おしゃれコーチング』が刊行されました！皆さま、もう手に取って頂けましたでしょうか。編集部の川良です。

　今日は巻末の「大草直子監修コーチングシート」についてご紹介します。ずはり！編集部員がやってみた、「おしゃれコーチングシート」第一弾。まずは、僭越ながら私から…。

本が出る前だったので、コピーに書き込んでみました。STEP1のテーマは「自分を見つめます」。他人から言われて嬉しいこと、コンプレックスを書き込んでいきます。この時点でかなり恥ずかしい…（笑）。自分と向き合うことが苦手なんだなと再認識しました。

「他人からどんなふうに褒められたら嬉しいか」という項目は、悩んだ末、自分があまり言われないからたまに言われると嬉しい言葉に丸を。「落ち着いている」「しっかりしている」はよく言われる言葉なので…。もちろん、よく言われる言葉＝言われて嬉しい言葉、という方もいらっしゃると思います。

STEP2「ワードローブを見てみましょう」、STEP3「過去のファッションストーリーをたどります」に続き、STEP4「今のスタイルを確認します」へ。私はここが最も苦戦しました…。

「あなたがおしゃれだと思う人は誰ですか」「あなたが髪型が素敵だなと思う人は誰ですか」「あなたがメイクが素敵だなと思う人は誰ですか」と設問が続くのですが、最初はまったく書けず。真っ白なシートを前に途方に暮れました。

「おしゃれだなと思う人は誰ですか」という質問に苦戦。仕事から古今東西のおしゃれな人を知る機会は人より多いはずなのに。まわりにも尊敬する大草編集長をはじめおしゃれな人がたくさんいるのに。いや、だからこそ、かえってとても悩んでしまいました。

私自身、その都度、環境や求められる人物像に合わせていく傾向があるのは自覚をしているのですが、このコーチングシートをやることで、意識下で好きだったものについて考えるきっかけに。コーチングとは、対話を通して、自ら答えを見いだすこと。そう、誰かに答えを導きだしてもらうものではありません。問いに対して考えることが大切で、正解があるわけでもありません。なので、すらすら即答できる必要はないのです。とはいえ！

恥をさらすようですが、自分のこだわり、自意識を棚上げして日々を邁進し続けてきた結果、若干自分を見失っていたかもしれません。でも「そんな時期があってもいいんじゃない！」と大草編集長が笑ってくれたので救われました（笑）。

コーチングシートは、すらすらと上手に埋められることがよいというわけではありません。むしろ、すらすらと書けない人に、それでもじっくり向き合って頂き、なにかひとつ自分自身について、自分のおしゃれについてヒントを得て頂きたいと思って作ったものです。私も、編集を担当しながら、最初は全然書けませんでしたので、安心して取り組んで頂けたら嬉しいです（笑）。

さて、次回はいつも穏やかなあの人のコーチングシートをお見せします。お楽しみに！