以前こちらのコラムでご紹介した、57歳で独身のまま、5人の子供のパパになったヒュー・グラント。このまま結婚せずに生涯独身を貫くのかと思いきや、ついに年貢を納める覚悟が出来たようです。

お相手は、ヒューとの間に今年第三子を設けたスウェーデン人のTVプロデューサー、アナ・エリザベット・エーベルシュタイン(39歳)。ふたりには交際6年目にして2歳になる娘と5歳になる息子がいますが、ここに来てようやく婚約したという報道が。

ヒューとアナの英国アカデミー賞でのツーショット。写真:Shutterstock/アフロ


2016年にはラジオ番組でのインタビューで一夫多妻制について聞かれ、「人間が40年もの間、一夫多妻制を守り通して誠実で居られると思うかって? 答えはノーだよ」と答えていたヒュー様。さらに「結婚はアンロマンティックなものになり得る」とも言っていたのに、何がヒューの心を変えたのか。

いつも思うのですが、結婚って本当にタイミングとご縁なんだなあと。ヒューにしても、13年も付き合って美男美女カップルだったエリザベス・ハーレーとは結婚しなかったのに、アナとは交際6年目にして結婚を決意。

ふたりのツーショット画像を以前探したときから気になっていたのが、レッドカーペットイベントにも関わらず、ヒューのパンツは長すぎるし、アナのスウェードのブーツのつま先は白茶けていること。——いや、私も全然身だしなみに関して人様のことをどうこう言えるような者ではないのですが、仮にも大スターのカップルで、パパラッチされるのがわかっているふたりのレッドカーペットでの正装にしては、身だしなみがイマイチだなあ、と。なんというか、ちょっぴりだらしなくて、清潔感がない感じ(辛口ですみません!!)。

こちらが私が気になってしまった、過去のふたりのレッドカーペット画像。ゴールデングローブ賞という大きな式典で、全然気合いが入ってない(ように見える)イマイチなドレスアップが印象的でした。写真:AP/アフロ


何が言いたいかというと、このふたりってそういう、あまりおしゃれに関心のないところやユルい感じのところが合うから、一緒に居て居心地がいいのかな〜と感じたのです。自分がビシッと気合いを入れたいところと、「ここは別に適当でいいや」というところが同じだと、ストレスを感じることが少なそう。

もうひとりの独身男性の大物だったジョージ・クルーニーが、ひと目で恋に落ちた才色兼備で男性に緊張感を強いるような美女を選んだのに対して、何とも対照的な、ヒューの伴侶選びだったのでした。