古代から薬として使われてきたハーブには、心身のバランスを整え、元気にする力があります。フードコーディネーターの七沢なおみさんは更年期に伴う不調から「毎日の暮らしにハーブを取り入れるようになってから、不調だった体は元気になり、心もおだやかに過ごせています」とおっしゃいます。七沢さんの著書『こんなに使える!ハーブレシピ』の中から、デトックスやアンチエイジングなど美容が気になる女性にぴったりのハーブレシピをご紹介します。

焼きなすコリアンダーのせ


すだちの酸味をきかせたドレッシングとコリアンダーは、和の副菜にぴったりの大好きな組み合わせ!

 

 材料(2人分)
・コリアンダー 1~2株
・なす 4本

・酢  大さじ1
・すだちの絞り汁 1個分
・ごま油 小さじ1
・しょうゆ 大さじ1

 作り方
1.コリアンダーは根元を切り落とし、ざく切りにする。なすは皮ごと黒く焦げ目がつくまでグリルなどで焼き、食べやすい大きさに切る。焼けたら水に放して冷まし、へたの部分を残して皮をむく。
2.器に①のなすを盛り、Aを混ぜ合わせたドレッシングをかける。①のコリアンダーをのせ、好みですだち(分量外)を添える。

コリアンダーには、体内の余分なものを排出するデトックス効果、皮膚や粘膜を保護して健康に保つ美肌効果、アンチエイジング効果があるといわれ、ビタミン類も豊富。美容効果が高いので、苦手な人もこの機会にぜひ挑戦してみてください。

コリアンダーの効能
頭痛、食欲不振、胸焼け・胃もたれ、便秘、口臭、リラックス、リフレッシュ、デトックス、アンチエイジング、美肌

ルッコラとかつおのサラダ


さわやかな辛みと脂ののったかつおの相性は最高! 薬味の代わりにたっぷり盛ります。白身魚など、他の刺身でカルパッチョ風にしてもおいしいですよ。

 

 材料(2人分)
・ルッコラ 50~60g
・かつおのたたき 約100g

・ポン酢 大さじ1
・サラダ油 小さじ2
・酒 小さじ1
・おろしわさび 小さじ1

 作り方
1.ルッコラは洗って水けをよくふき、4~5cm長さに切る。
2.器にかつおのたたきを並べて①を盛り、Aを混ぜ合わせたドレッシングをかける。

ルッコラは古代ギリシャ、ローマ、エジプトの時代から食用として栽培され、クレオパトラも好んで食べたといわれています。美肌の維持やアンチエイジングに欠かせないビタミンCの含有量も高く、ほうれんそうの2~3倍。カルシウムや鉄分も豊富です。

ルッコラの効能
疲労、食欲不振、胸焼け・胃もたれ、貧血、血管を丈夫に、デトックス、アンチエイジング、美肌


七沢 なおみ
フードコーディネーター。「LEE」「MORE」などの雑誌や料理単行本でスタイリストとして活躍後、おうちカフェやデザート、薬膳レシピなど、持ち前のセンスを活かした簡単でおしゃれな料理の本を手がける。数年前に更年期に伴う倦怠感にとらわれ、園芸療法の一環として市民講座で園芸を基礎から学ぶ。現在は趣味の園芸を楽しみ、近所の公園の園芸ボランティアとしてハーブガーデンを担当。著書に『かんたん! 幸せ! 冷たいデザート』(講談社)、『パン作り12か月』(共著、文化出版局)、『お部屋で「薬膳カフェ」』(祥伝社) など。

 

『こんなに使える!ハーブレシピ』
著者 七沢 なおみ 1200円(税別) 講談社

人気フードコーディネーターとして活躍した七沢氏は、更年期で体調を崩し、毎日の食事やリラクゼーションなどにハーブを取り入れるようになりました。ハーブは薬効のある植物の総称で、主に香料や食事などで活用されています。野菜より薬効が強く、治療やアンチエイジングにも効果的だと言われています。でもハーブ=手の込んだ洋風料理と思い込んでいませんか?
○実はご飯やしょうゆ味に合う ○市販品にちょい足しで風味UP
○肉や魚や野菜にのせたり、あえたりするだけ
など、驚くほど簡単に毎日のおかずに使いこなせます。
本書は人気8種(バジル・ローズマリー・コリアンダー・ルッコラ・ミント・イタリアンパセリ・ディル・タイム)の厳選した63レシピを紹介。魚にのせて焼くだけ、みそ汁に入れるだけの和風おかずや、市販品にちょい足しでエスニック風、炭酸水に生のハーブを入れただけのハーブソーダなど、目からウロコのお手軽活用術がいっぱい。
ハーブは彩りや香りを添えるだけでなく、風味で食欲をアップさせて、胃腸の調子まで整えてくれるうれしい食材です。ハーブをおいしく食べて、心と体をすこやかに保ちましょう。

『こんなに使える!ハーブレシピ』のほか、最新のダイエット、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
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・第1回「ひじき×パセリ!? 夏にぴったりのハーブを使った和食レシピ」はこちら>>
・第3回「夏を爽快に乗り切る! 清涼感NO.1ハーブ、ミントのレシピ」はこちら>>

写真/青砥茂樹(講談社)