2015.8.14

さようなら、ホテルオークラ

発表会や結婚式や、打ち合せなどで幾度となく訪れたホテルオークラ。この8月いっぱいで建て替えとなるため、日本モダニズムの傑作と言われるロビーのシートに身を委ねられるのも、残りわずかとなってきました。

インスタグラムのハッシュタグ#MyMomentAtOkuraが今本当に盛り上がっているので、写真を眺めつつ、日々ノスタルジック気分に浸っている編集部 大森です。

ロビーもさることながら、館内の案内板の書体やデザイン=レトロな雰囲気がツボだったりします。

このブログでは、同じく今月末にクローズとなるテラスレストランをフィーチャーさせていただきます。

ランチタイムを過ぎた頃~夕方にかけての時間が止まったような空気感が好きでした。出典:www.hotelokura.co.jp

大草編集長と机を並べていた『ヴァンテーヌ』時代に働いていた会社は、ここ、オークラの近くにありました。新人時代にしこたま怒られて凹んでいた時、先輩によくここへ連れ出していただき、ランチやスウィーツをおごっていただきました。このレストランは、そんな思い出の場所なのです(ちなみに、夜は帝国ホテル「パークサイドダイナー」が定番。先輩はバブル世代の方でした笑)。怒られた後に優しくされると余計に泣けてきて、うつむきながらケーキを黙々と食べている私を先輩は微笑ましく見守ってくれましたっけ。

今は逆に珍しくなってきてしまったオーセンティックなケーキのラインアップにほっこり。

決して、安くはないこちらのレストランで幾度となく御馳走してくれた先輩。「しばらく会っていないけど元気かな? そろそろ恩返しをしなくてはいけないな〜」……などと思いを巡らせつつ、ついに宿泊することは叶わなかったオークラの思い出のレストランでホットサンドを噛みしめてまいりました。

 

国立競技場に続き、またひとつ。何かが生まれるワクワク感よりも、なくなっていくものに思いを馳せすぎてしまうのは歳をとったからなのでしょうか?