SNSをやめてわかった「6つのいいこと」
無名のOLから約1年半で、SNSでの発信がきっかけで多くの人たちとの縁を結び、たくさんのチャンスを掴んできた安藤さん。「つながり」の好循環をスマホ、そしてSNSで得た経験があればなおさら、スマホと距離を置くことは相当な覚悟が必要だったはずです。
しかし、SNSをやめたことに後悔はなく、むしろ「本当のつながりとは何か」といった、人間関係の本質を見直すきっかけになったそう。それだけではありません。安藤さんはSNSをやめてみたことで、以下の「6つのいいこと」があったといいます。
①時間が増える
私であれば5、6時間、一般平均でいえば2~5時間、SNSやネットに費やしていた時間が減る。増えた分は、すべて自由時間だ。
②心にゆとりが生まれる
誰かの投稿でもやもやしたり、自分と比較して落ち込むことがいっさいなくなり、「何をどう投稿しよう」と気負うことがない。
自分は自分、他人は他人というごく当たり前の事実に立ち返り、マイペースで生きられるようになる。
大切な人との会話に集中し、旅をしている最中は思い切り楽しむ。
日常の景色の見え方が変わる。たとえば通勤時間にも、空を眺めたり、草木や花の美しさに感動したりする感性を取り戻せる。
③余計な人がいなくなる
実はほとんどの人間関係は、あってもなくてもいいということに気づける。
残った人たちの多くは、SNS抜きに会いたい、連絡を取り合いたいと思う人。
本当につながりたいと思えば、メールやLINE、電話、共通の友人などを使って連絡は取れるのだから。
④承認欲求と折り合いをつけられる
承認欲求とSNSは切っても切れない関係にあるように見えるが、本当はそうではない。
承認欲求は、「誰かに認められたい」という感情だが、ほとんどの人は、別に「SNS」で認められたいわけではないはずだ。
愛する人から、そして自分の仕事や作品そうしたもので認められたいというのが本当のところではないか。
それを目の前のSNSで手っ取り早く満たそうするのではなく、「本当に勝負したいことで認められよう」と意識がシフトすると、SNSで近況報告をしたり、人が羨むような暮らしを発信することなど、どうでもよくなる。
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