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冬の足元問題を考えました

みなさま、こんにちは。大草直子です。
スカートと靴をブリッジするタイツの色や、
パンツと靴をつなぐ「ほんの少しの隙間」の埋め方に迷う季節です。

スカートのときは、もちろんタイツ。
この場合、タイツは「小物」ではなく、着こなしを構成するアイテムの1つ。
例えばニットやジャケットと、同じくらい大切なものです。
「間に合わせ」のタイツでは、スタイリング自体が
「間に合わせ」になってしまいますので、ここには投資。
手洗いし、吊るさず平置きして乾かせば、冬中どころか、
次の年の秋冬ずっときれいな状態で使えるので、
私はピエールマントゥのコットン混タイツを愛用しています。

コットンを60%以上含んでいるので、嫌なテカリがなく、
少しカジュアルなマットな仕上がりになります。
逆にフォーマルな席でのタイツは、上品な光沢が美しい
ウォルフォードのベルベッドデラックス50(ウェブ限定でお安く……)を
愛用しています。

パンツやデニムのときは、ソックスが大活躍。
ラフな靴に合わせるときは、ミドルゲージの適度に厚みのあるものを、
あえて目立たせてコーディネートしています。
手持ちの服との相性がいいので、
お気に入りのセレクトショップなどで買うようにしています。

意外とおしゃれにパワーを発揮する足元。
今日は、冬の足元問題を考えてみました。

まだ寒い日が続いています。
いつから素足で靴を履けるようになるのでしょうか?
少し健康的なテラコッタ色になっているといいのですが……!

大草 直子

  • 冬の足元問題を考えました_img1 週末は、例えばこんなセットで。黒×白のボーダーソックスに、白のソールがさわやかなスリッポンを。こんなときのデニムは、ロールアップしなくてもくるぶしが出るくらいの丈がgood!
  • 冬の足元問題を考えました_img2 久しぶりに履いてみたシルバーのポインテッドバレエシューズ。暗くなりがちな冬の着こなしを、足元から明るくしてくれます。スポーティなアウターには、レディな靴を――のバランス、好き!
Today's pickup

編集部があるのは、講談社の19階。冬は空気が澄んでいて、昨日は風が強かったからか、本当に遠くまで見渡せます。早く冬が終わってほしい、と思いながら、このクリアな景色は今なんだよな……と思う、今日の午後。デニムをロールアップしたときの、ほんの少しの素肌を見せたいと思いつつ、朝の凍えるような寒さにひるんでしまいますね。やっぱり今日も靴下を。

CREDIT :

コート/ヴォラータ デニム/レッドカード バッグ/フェンディ 靴/マノロ・ブラニク ※ボーダーの靴下/トゥモローランド スリッポン/ファビオ・ルスコーニ※タイツ/ピエールマントゥ バレエシューズ/プラダ