「ボーダーは万能ですが、頼りすぎるとスタイリングの腕が鈍ってしまいそうなので、仕事では極力ボーダーを使わないほど」とボーダーの魅力を語るのは、スタイリストの小山田早織さん。ひと口にボーダーといっても、サイズ感や柄のピッチ、素材で印象はかなり違うもの。
ベーシックが得意な“ユニクロ”と“無印良品”のコスパブランドのボーダートップスの魅力を徹底解剖してみました!
コンパクトなサイズ感で女性らしい無印良品
王道のモノトーンのボーダーカットソーを探すなら、無印良品がおすすめ。ほどよく細身で、衿ぐりもほどよく開いているので、女性らしい雰囲気になります。
2枚目に欲しいカラーボーダーは、ユニクロで
ボーダーのバリエが豊富で、シーズンごとにトレンドを取り入れているユニクロで探すなら、2枚目に欲しいカラーボーダーがおすすめ。コットン素材のやや太めなボーダーが今っぽさを後押ししてくれます。
ユニクロも無印良品も、それぞれ特徴があるので、自分のなりたいイメージに合ったボーダーを選びたいところ。
ボーダートップスに限らず、シーズンの走りの時期にはワードローブのベースとなるアイテムを、つまりトレンドアイテムではなく、ベーシック服をまず買い替えるのがオススメです。意外に思うかもしれませんが、実は、ベーシック服も流行に合わせてシルエットや素材が微妙に変化しているもの。いくらトレンドアイテムを意気揚々と取り入れても、合わせる定番服のニュアンスが古いままだとフレッシュな印象にアップデートできないことも。
この秋おしゃれの基礎力を上げたいなら、コスパブランドでベーシックアイテムを一新してみることを検討してみては?
<新刊紹介>
『身の丈に合った服で美人になる』
小山田早織 著
「流行遅れになった高価な服より、コスパブランドでトレンドを取り入れる方がおしゃれ」との持論を展開する、スタイリスト小山田早織さん。ただし、お金はかけずとも、きれいに着こなすことが絶対条件。近年の“楽ちん・簡単”ブームとは一線を画す、おしゃれのスパルタレッスンです。
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PROFILE 小山田 早織(おやまだ・さおり)
ファッション誌『with』『GISELe』などで活躍する注目のスタイリスト。TV「ヒルナンデス!」では分かりやすい説明とリアルなスタイリングが人気となる。現在、花王「エマール」のCMに本人出演中。この春、ディレクターを務めるブランド「TOKYO STYLIST THE ONE EDITION」を立ち上げた。Instagramのフォロワーは5.8万人。