今日は何を探しに?
試着の様子もおしゃれな、皆さんをスナップ!


試着タイムに皆さんの目に留まったのは、一体どんなパールジュエリーだったのでしょう? ノーブルな魅力を湛えたアコヤ真珠の人気はもちろん、黒蝶真珠などをモダンな雰囲気で合わせていらした方も多かったよう。ご自身のテイストにマッチした素敵なご試着をされていた方々に、お話を伺ってみました。

こっくりとした照り具合が美しい黒蝶真珠のピアス(¥577000)を試着していたのは、中村美紀さん。写真ではわからず残念ですが、この日の装いは、とろみのあるシンプルな黒シャツにアイスブルーのガウチョパンツと赤いパンプス。巧みな色合わせが目を引くおしゃれさんでした。お持ちのパールは、バロックやデザインものなど遊びの効いたタイプばかりだそうですが、日本人をキレイに見せてくれる正統派パールは、いつか手に入れたいジュエリー。黒蝶真珠のシンプルなピアスも、これくらいボリュームがあれば、強さや迫力も演出できてモードに着けこなせそうです。
アクセサリーショップのオーナーでありアクセサリースタイリストでもある野上弘代さんが試着していたのは、ホワイトゴールドのチェーンに白、黒、ゴールデンとミックスカラーのパールを通した優雅で個性的なネックレス(¥3615000)。パールの粒は位置を動かせるので、写真のようにランダムに散らしたり、間を詰めて一連ネックレスにするなど自在なアレンジが可能。パールを誕生石に持つ野上さんにとって、パールはお守り代わりでもあり、頻繁に身に着けるジュエリー。この日は、普段、気軽には見られない高価なものや新鮮なデザインのものも見てみたいとおっしゃっていました。
  • ショートヘアに「マチネー」のネックレスがとてもよくお似合いの谷口小百合さん。今年で勤続15年。さらに昇進もされたということで、何か記念になるタイムレスなアイテムを手に入れたいと検討しているところなのだそうです。パールはこれまで持ったことがありませんが、このイベントに当選したことでご縁を感じたとも。パールのネックレスはデイリーに着けられるものではないと思っていましたが、大草編集長のお話を聞き「マチネー」を試したくなったそうです。デザイン性のあるペンダントとピアスのセットも素敵だったので、じっくり迷って考えたいとのこと。
  • この日のラッキーレディ、ブレスレット当選者の碓氷真夕さんは、黒蝶真珠のリングとネックレスを試着して、思わず笑みが。自分のスタイルをよくご存知だからか、今日の着こなしにもぴったりのセレクト。リングは、黒蝶真珠の両サイドにシャープなスクエアシェイプのダイヤモンドを配したデザイン。ネックレスは、グラデーションのような色合いが、なんとも豊かな表情を醸し出しています。リネン素材の渇いたベージュ×ブラックという辛口配色にも馴染む、モダンなジュエリーの組み合わせ。シンプルでいて、パールの可能性をアピールできるコーディネートかもしれません。
  • 個別スタイリングに当選した芹田裕子さんは、シースルー袖のニット×ベイカーパンツの甘辛バランスが絶妙。今日は、以前に出ていたミモレの記事を読み「マチネー」のパールネックレスを試したいと思っていらしたそう。写真で着けているのは、80cmの「オペラ」と120cmの「ロープ」。「ロープ」は2連にして40cmと80cmを重ね着けしているように見せる技ありテクです。大草編集長からは、「80cmなら手首にぐるぐると巻いてブレスレットにするのも可愛い」とのアドバイスを。ミキモトの本店は、改装後は足を踏み入れたことがなかったので、今回はいい機会と喜んでいただけました。


一般的には、まだまだフォーマルなイメージが強そうなパールジュエリーですが、今回、イベントにご参加くださった皆さんには、実はとても柔軟性のあるアイテムだということを実感していただけたのではないでしょうか? なかでもミキモトのパールは、手をかけて育てられ、丁寧に加工され、大切に展示・販売されて私たちの手元に届き、さらに充実したアフターサービスによって、その後の人生にもずっと寄り添ってくれるジュエリー。大草編集長も話していた通り、パールは一生モノだからこそ、一生付き合えるブランドで選びたい。きっと、皆さんにもそんなことを感じていただけたのではないでしょうか。

 

お問い合わせ先/ミキモト カスタマーズ・サービスセンター
tel. 0120-868-254

撮影/横山順子 ヘアメイク/陣内勇人
 取材・文/村上治子