今年は忙しすぎて、おひなさまを飾る時間がないかな(もし飾ってもばたばたのうちに片付けることになってしまうかも←言い訳)と二の足を踏んでいましたが、一念発起して桐箱を開けました。

身悶えするほど可愛らしい菱餅の形の上生菓子です(末富製)

私と同じくらいの世代のみなさまには”木目込人形のおひなさま”をお持ちの方が多いかもしれません。
マンションの先駆けの団地が流行って、その暮らしの中で可愛らしくおひなさまを飾りたいという風潮だったのでしょう。
木目込のおひなさまたちのベーシック収納は、それぞれが厚紙でできた箱に収まったコンパクトなもの。
紙の箱は何十年も経つとボロボロになってしまって…そこで、桐の箱を作っていただきました。着物を収納する桐箪笥は湿気に強く、頼りがいがあります。
ではきっとおひなさまにも良いに違いない!

母が書いた鉛筆の文字で、何が入っているかわかります。緋毛氈も一緒に入れてあります。

蓋を開けてまず上段にはお道具を。パズルのようですがきっちり収まります。

お道具を出すと板の仕切りが現れます。指をかける穴もあいていてとても扱いやすいのです。

お道具類を出して中の仕切りを外します。

総勢13名の方々がぎっしりです!

お人形さんがお行儀良くマス目に(笑)
おひとりずつ和紙と真綿で包んでいます。

リクエストにお答えして(笑)お顔のアップです!
冠に緑青が…これも歴史ですよね。

実はこの箱は私が設計しました!図面を桐箪笥屋さんにお渡しして、打合せを重ねてぴったりのものを作っていただきました。
毎年この桐の箱を開けるたびに、私と一緒に歳を重ねているお人形さんたちが愛おしく感じます。
今年も会えて良かった。


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