「11月に唐津に行くんですーー」と福岡出身のグルメカメラマンさんに話したら、「絶対に呼子でイカを食べてください」と言われました。今回の旅の目的が、“素敵な宿で大人旅”から、“透明なカラマリ旅”に替わった瞬間です。
唐津くんちあけの翌日、洋々閣で朝食をいただいてから向かったのは、車で30~40分の呼子。いたるところにイカの看板やオブジェがあり、いやが応にも期待が高まります。まずは出発時間が迫っていた遊覧船イカ丸に飛び乗ります。ここら一帯は、溶岩が固まった玄武岩でできていて、自然に侵食されてできた島や岩が不思議な景色をつくっているそう。天然記念物である「七ツ釜」に船でギリギリまで接近&見物してから、呼子漁港に戻ります。
さて、お目当ての透明なイカTIMEです! 呼子の朝市は、祭りあけの平日ということもあって、のどかな雰囲気。のんびり歩きながら、左右をきょろきょろ。漁師さんが獲物を販売していたり、手づくりの干物や漬物を販売するおばちゃん達も。1階で購入したら2階で料理してくれる「さかなセンター」に行ったところ、本日は不作で刺身用のイカはないとのこと。朝市で透明なモンゴウイカを売っていた漁師さんのところへ戻ったけれど、すでに完売。ここまで来たのに食べられないなんてことがあるのね。人生と同じ、ままならないことばかりだわ……………がっくりです_| ̄|○
私の眉毛がよっぽど八の字になっていたのか、友人が必死でイカ刺しを食べられる店を探してくれました! イカがいちばん甘くて柔らかい季節は、5.6.7月だそうですが、11月のこの時点でも激ウマ!!!!!!! 剣先イカは刺身を食べたあと、耳と下足を天ぷらにしてくれました。超満足。幸せです♥
再び朝市に戻り、「パスタにすると塩味がいい感じでおいしいの」と料理上手の友人が購入した“イカの一夜干し&うにの瓶詰め”をまねっこ買い。呼子朝市では、11月中旬からは、憩いの広場にイカやあじの干物がオーナメントになったクリスマスツリーが展示されるらしく、“観光客はひとり干物1枚、持ち帰りOK”という可愛いサービスもあるそうです。ぜひチェックしてくださいね。
さて、そろそろ予約していた唐津の川島豆腐店へ戻らなきゃですわ。
(なんとまぁ、食べてばっかりw)
洋々閣で使う豆腐はこちらの製品ですが、「豆腐料理かわしま」でいただけるざる豆腐はまた格別。黒胡麻豆腐から始まって、おから、ざる豆腐、厚揚げなど、どれもすっごく美味しいの。朝8時に訪れると出来たてのあたたかなざる豆腐をいただけるそうです。こちらもぜひぜひチェックを!
食べ物関係だけで字数がオーバーしてしまいました・・・・。
唐津焼きの焼きものについては次週(11月21日)に!
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