毎日のお手入れだから簡単・時短は当たり前。だけど、きちんと効くものであってほしい。そんなこだわりが今、大人たちに求められています。人気スタイリストの福田麻琴さんとミモレ編集長の川良咲子に「余裕のある大人」についての本音トークを語ってもらいました。あなたのまわりにも素敵に歳を重ねている人、いませんか?
「大人の余裕」ってどこからくるの?
年齢を重ねることをポジティブに捉え、心と時間に余裕をつくり新しい生活習慣を提案する「4U(ヨユー)」。2020年のデビューからユニークな商品を提案してきました。お二人とも製品はもちろん、4Uのコンセプトにも共感できるといいます。スタイリストの福田さん、ミモレの川良編集長が考える「大人の余裕」や「ゆとりをもつために心がけていること」とは?
川良咲子・ミモレ編集長(以下、川良編集長):いつも会っているのにこうやって二人で話すことって滅多にないですね。
福田麻琴さん(以下、福田さん):お互い仕事でバタバタしているから。「あの件、よろしく〜」みたいな感じて終わっちゃいますよね。
川良編集長:今日のテーマは「余裕のある大人」。憧れますけど⋯⋯ 私は、自信ないですね(笑)。そうありたいとは常々思っています。
福田さん:私は「時間の調整が上手な人」を思い浮かべます。忙しいことを言い訳にしたくないけど、時間を作り出すって本当に大変だから。いつも頭の中で段取りして、効率よく動けるように考えています。
川良編集長:私は「整理整頓ができている人」かな。片付けが上手な人はもちろん、心が整っている人も素敵ですよね。福田さんが言うように、忙しいと肉体的にも精神的にも余裕がなくなるでしょ。40も過ぎると仕事もプライベートもいろいろなことが起こるじゃない?
福田さん:自分だけの力ではどうすることもできないことも降りかかってくる。
川良編集長:心に余裕がなくなるとネガティブな底なし沼に落ちてしまいそうになるじゃないですか。最近は、その沼へ落ちない、近づかない方法を身につけられるようになった気がします。
福田さん:気になる! どのような方法ですか?
川良編集長:ここ1年くらい、モデルのSHIHOさんが監修する108瞑想の音源を聞いて瞑想するようになったんです。その音源はクリスタルボールの音とSHIHOさんが108の煩悩の数をカウントするだけなんですけど、聞きながら呼吸を整えると不思議と落ち着いて。満員電車の中やカフェでイヤフォンを装着するとスッと静かな世界に入れるんです。
福田さん:何かに集中できることはいいですよね。じゃないと、心なんて整えられないもの。
元気から生まれる大人の余裕
川良編集長:福田さんはいつも元気ですよね。元気がないときを見たことがないくらい。そのパワーが余裕を生み出しているように思うのですが。
福田さん:元気でいられるよう努めています。元気だと機嫌もよくなるでしょ? 機嫌のいい人のまわりには人や仕事、運も近寄ってくる。だから、元気でいること・機嫌のいい人でいるように心掛けていますね。
川良編集長:具体的に何かしていることはありますか?
福田さん:睡眠! とにかく寝るようにしています。7時間から8時間は確保していますよ。
川良編集長:こんなにお忙しいスケジュールのなかで、睡眠時間をきちんと確保できているなんて驚きです。
福田さん:忙しくなると睡眠時間が削られてしまいがち。でも、翌日のパフォーマンスが下がってしまい、良い仕事ができないんです。それに気づいたから、無理はしないと決めました。だからすぐ寝る(笑)。
川良編集長:確かにね。時間をつくるって大事。時間は無限じゃないから。
福田さん:そうなんです。意識しているのは時間の有効活用。時短や楽できることは積極的に活用し、そこで生まれた時間で新たなことをしようと思っています。
川良編集長:まさに4Uのコンセプト!
福田さん:4Uのアイテムはひとり時間を満喫するために欠かせないアイテムですよね。ステップも簡単だし。私、4Uのボディオイルソープが大好きなんですよ。いつもお風呂から上がるときにオイルを全身に塗って保湿ケアをしていました。ですが、このボディオイルソープを使うようになってからはオイル要らず。時間も短縮されたし、肌は潤うし、いいことばかりでした。
川良編集長:洗いながら潤すオイルソープというのは珍しいですよね。しかも、デリケートゾーンも洗える100%植物由来のオイルソープなんですよ。
福田さん:乾燥肌の私には泡で洗うより、オイルで洗う方が合っていました。
川良編集長:他には?
福田さん:あとは「チャレンジすること」。「無理」とか「できない」って決めつけず、「まだ、いける」とポジティブに物事を考えるようにしています。それが形にならなくても可能性を探って、なるべく実行するようにしています。
川良編集長:確かに。麻琴さんはいつも何かにチャレンジしている感じ。
福田さん:最近は、美容に目覚めました。以前はスタイリストという職業もあって「トレンドの服を着ていればメイクなんてしなくてもOKだから」って。レッドリップとマスカラで「はい、おしまい」で、済ませていたこともあります。でも、きちんとメイクをするようになったら、年齢を重ねたおしゃれが楽しくなりましたね。
たまには甘やかしてもいいじゃない! 自分を愛する大人の満喫術
福田さん:あとはほどほどに自分を甘やかしている、ことかな。
川良編集長:それは大事! 私も最近は自分にご褒美祭りをしてました(笑)。資格試験が終わり、一人旅やマディソンブルーでコートを予約したりして。
福田さん:一人旅! それいい! 旅はいかがでしたか?
川良編集長:最高でした⋯⋯ ! 頭を空っぽにする自分の時間が必要だったみたい。予定を詰め込まず、ゆっくりできたのは嬉しかったです。
福田さん:「自分の癒やし方」を知っておくことは大事ですよね。昔、子どもを自転車に乗せていたら、ヒールが引っかかり転んで大怪我しそうになったことがあったんです。そのとき、「私、何やっているんだろう」と我に帰ったの。9センチヒールのパンプスを履いて自転車で全力疾走なんて、今思うと危険すぎるでしょ。
当時はスタイリストとしてチカラが入りすぎていたのかもしれません。スタイリストという職業に似合う人にならなきゃ、と自分で自分を追い込んでいたのかも。「スタイリスト=私」ではなく、「スタイリスト=仕事」として割り切れるようになったら、気持ちに余裕が生まれるようになりました。今は「おもしろい福田麻琴」を満喫中(笑)。
川良編集長:いつかのインスタライブ終了直後に福田さんが「あー、もっとおもしろいことを言えたのに!」と猛烈に悔しがっているのを見て「おもしろい人だなぁ」と。おしゃれなだけじゃない意外な一面(笑)。
福田さん:おしゃれも大切だけど、おもしろいことも同じくらい大切です。一緒に働く仲間がいるので、せっかくならみんなで笑って仕事したいな、と。
楽しんだ者勝ちですよ!
川良編集長:私のまわりには人生を謳歌している素敵な女性が多く、元気をもらっています。先日、フリーアナウンサーの安田佑子さんにセミナーに登壇していただいたのですが、安田さんはサバサバしているようでいて気遣いのある素敵な女性なんですよね。スタッフ全員の名前を瞬時に覚え、みんなが気持ちよく仕事ができるようにセミナーを進行する姿に感動したんです。
福田さん:カッコいいですね。気持ちよく仕事ができるっていいですよね。
川良編集長:余裕ってこういうことを言うんですよね。現場に自由でフラットな空気があるからこそ、おもしろいことや新しいことが生まれる。この循環が気持ちいいな、と。
福田さん:私たちもまだまだ発展途中。たまには息抜きしながら、お互いが高められる存在でありたいですね。
川良編集長:本当に。福田さんのおもしろさをミモレでしっかり伝えていかなきゃ(笑)。これからもどうぞよろしくお願いします。
対談後も仕事や家族のことを話しながら、最後は次の企画のテーマまで決めて!? 各々の現場へ。大人が憧れる、大人の余裕。まずは、心と時間の余裕を目指し、ほっとひと息してみませんか?
心と時間の余裕をつくる4Uシリーズ
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撮影/横山翔平(t.cube)
ヘアメイク/KIKKU
スタイリング/福田麻琴
取材・文/長谷川真弓
構成/國見香
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