文章を書くことが好きな方、得意な方。それが副業になったらいいなと思ったことはありませんか? ウェブメディアやSNS全盛期の今、文章で情報を発信する場が増えています。「書く仕事」は、今や売り手市場と言ってもいいでしょう。

ほんのちょっとのコツとやり方で、あなたのライティングスキルが仕事になるかもしれません。

『書く仕事がしたい』(CCCメディアハウス)を上梓したさとゆみこと佐藤友美さんと、WEBマガジン「ミモレ」のバタやんこと川端里恵編集次長に、「書く」を仕事にする方法を聞きました。

 


「文章が書ける」ってどういうこと?


――書籍の執筆、幅広いジャンルのライター、さらにはコラムニストとして多彩な活躍をされている佐藤友美さんと、〔ミモレ編集室〕でライティング講座を担当、文章術を指南する連載も執筆するバタやん。そもそもライターとして「書ける」とはどういうことを指すのでしょうか?

 

佐藤友美さん(以下、さとゆみ):大事なご質問ですね。私はライターの「書ける」には3つの段階があると思っています。