文章を書くことが好きな方、得意な方。それが副業になったらいいなと思ったことはありませんか? ウェブメディアやSNS全盛期の今、文章で情報を発信する場が増えています。「書く仕事」は、今や売り手市場と言ってもいいでしょう。

ほんのちょっとのコツとやり方で、あなたのライティングスキルが、仕事になるかもしれません。

『書く仕事がしたい』(CCCメディアハウス)を上梓したさとゆみこと佐藤友美さんと、WEBマガジン「ミモレ」のバタやんこと川端里恵編集次長に、「書く」を仕事にする方法を訊きました。

 

前回記事
書くことを副業にしたい!「わかりやすく書ける人」になれば仕事に困らない!?>>

 


ライターとしてデビューするには


――ライター・コラムニスト・著者として多彩な活躍をされている佐藤さん。近年ではライターを養成する講座も開いていらっしゃいます。ライターデビューするにはどのような方法があるのでしょうか?

佐藤友美さん(以下、さとゆみ):職業ライターになりたいと思ったら、まず以下のルートが挙げられます。

① 書く仕事をしたいと宣言する
② 知り合いの伝手をたどる
③ 誰かに師事する
④ 編集部or編集プロダクションで働く
⑤ 学ぶ場所(ライター講座など)にいく
⑥ ライター募集に応募する

あくまで私の周囲を見渡しての実感値ですが、この中で、一番多いルートはどれだと思いますか?