名品「スローン別注シルクニット」。肌馴染みが良く上品な“ベージュカラー”、編集部員はどう着こなす？

これぞ40overの大人のためのニット！　上質な薄手のニットってこういうことか……と改めて感じさせてくれた一枚でした。グレーがかったベージュの色みは試着前、顔色が悪く見えないか心配でしたが、優れた素材が生み出す光沢感や色合いが絶妙で、地味見えすることなく、上品に見える色合いでした。
いちばん感動したのは、着たときのシルエットの美しさと、肌触り。かなり薄手なのでボディラインを拾ってしまうかと思いきや、つかず離れずのシルエットで上半身を華奢に美しく見せてくれるんです。袖はやや長めで、袖口のリブも一般的なニットより長さがあります。そのおかげで手首付近にふんわりと、上品な印象のボリューム感が生まれていて、ほどよい華やかさがありながらも、決して派手すぎず落ち着きがあります。
着心地の良さはいわずもがな。ミモレストアのアイテムはどれもこれも、肌に触れたとき、着用したときの心地よさが素晴らしく、「服もコスメも感触重視」派の私が好きな質感ばかり。Tシャツやシャツあわせも素敵ですが、個人的には素肌の上にさらっと着て、肌あたりの心地よさも楽しみたいです。

ずっと前からスローンのシルクニットのファンなんです。艶やかで適度に薄くて、オールシーズン、カジュアルからフォーマルにまで活用できる超優秀なニットだと思います。
こちらのベージュは黄味のないクリアなベージュなので、顔が明るく見えていいですね。
私のおすすめは、白〜ベージュのワントーンにして素材を重ねるコーディネート。お気に入りのマディソンブルーのリネンのコートとの相性も抜群です！

1枚でさらりと着てもよし、ジャケットのインナーとしてもよし。組み合わせやすい上品な色味なので、あると重宝するニットだなと思います。今回は同系色の薄手のタートルネックカットソーを下に合わせてジャケットを羽織ってみました。丈感は164㎝の立原さんとほぼ同じです。私は体型が華奢ではないので、ニット選びを間違えてむっちり感が増してしまうことがよくあります（店頭のディスプレイで見るイメージと、自分で着た時の落差たるや）。ですがこのニットはシルエットをすっきり見せてくれるので、重ね着しているのに着ぶくれした感じにならないのが嬉しい！　最初はちょっと値段がお高めかなと思いましたが、着心地の良さや真夏以外のシーズンは様々なコーディネートで着られそうなことをトータルで考えると、ワードローブに加えたい1枚ですね。