「これが“家を買う”ということか...」40歳・引越しを繰り返していた僕がようやく手に入れた新居に３ヵ月住んで分かったこと

長かったリノベーションも無事終了し、念願の新居に住みはじめて３ヵ月。このマンション購入記もこれがラストです。最後は、実際に暮らしはじめてみて感じた、これをして良かった＆これをしておけば良かったというポイントを紹介できればと思います。

まず利用頻度の高さから、あれこれ思うことが多いのが台所まわり。そもそもキッチン＆サニタリーは指定の業者のショールームに行って、機器を一つひとつチョイスしていかなければいけなかったのですが、やはりこういうのは使ってみないとメリット／デメリットがわかりづらいもの。

個人的にこれで良かったと思っているのは、コンロは２口にしたこと＆食器洗浄機はつけなかったこと。当初は３口コンロを提案されていたのですが、基本的に自炊がメインとはいえ、僕の腕では一汁二菜が限界。正直、３口もコンロを使いこなせる自信がなかった。今は３口が定番とはいえ、10万円くらい価格差があったので、おとなしく２口にしました。実際、２口で不便を感じる場面はまったくないので、これはいいコストカットになったかなと。

食器洗浄機もあると便利なのはわかりますが、１人分の調理で出る洗い物の量なんて高が知れています。食器洗浄機を定期的にお手入れするほうが自分としては面倒だったし、何よりビルトインタイプだと壊れたときが厄介。だったら、日々洗い物をためずに、ちゃっちゃと洗っちゃったほうが楽だなと思ったので、あえてつけませんでした。これも今のところ後悔する気配はなし。無用の長物にならずにすんでよかったと思っています。

逆にこれをつけておけば良かったと思うのが、シンクのホース。蛇口が引き出し式のホースになっているタイプがあると思いますが、今まで住んでいた部屋のシンクが大きくなかったこともあって、特に使ったことがなかったんですね。なので、つけなかったのですが、今のシンクは結構広めなので、あったほうが断然便利。特に今は新居ハイでまめにシンク掃除もしているので、そのたびにホースがついていたほうが圧倒的に楽だった〜と後悔しています。値段もそんなに変わらないので、シンクが広めならあったほうが絶対にいいです。