季節毎に大々的な衣替えを行う“オーガナイザータイプ”ではなく、可能な限りハンガーに掛けて視覚的に把握したい派の有田です。

小学校時代、お嬢さまの友達は洋服を必ず色違いで揃えていましたっけ。あれは幼心に衝撃でした。あの時の彼女のように“色違いを大人買い”できるようになったのは30歳すぎてからでした。さて、こちらは、今回からの”夏ワンピース”シリーズで紹介したいお気に入りのワンピース。シワすらも味わい深いイタリア製リネンです♥

ワードローブは見直して断舎離もしますが、何年経ってもどうしても捨てられない、ここぞという時や困った時に選んでしまう“お気に入りの服”って、みなさんもいくつかお持ちですよね? 私の場合は、この2つです。

1.黒いタンクワンピース
5年以上前にファクトリーセール@香港で買ったポリエステル素材のワンピース。裏地もついていないかぶりタイプは3シーズン着用できます。日本円で2000円でした。パールをすれば会食に使えるし、ホームクリーニングもOK。何度も着ては洗ったので、裏側の毛玉が目立ちますがまだまだ捨てる気にはなれません。でも背が高い私には、丈がちょい短めです。

2.カーキグリーンのカフタン
暑がりやの私にぴったりの異国情緒漂うベルト付きのカフタン。コットン素材ですが、かなり高かったインポートものです。肌が弱くてゴムやひもの跡が水ぶくれになって痒くなるので、夏場は締め付けのないワンピースが安心。唯一、気に入らない点は、胸元が開きすぎていることぐらいです。

よく行くデパートやセレクトショップ、ブランドのショップにピンと来るものがなく、収穫ゼロで帰宅することが何度か続いたある日のこと。これまで果てしなかった私の物欲もついに枯れてしまったか、残すところは食欲だけなのか、でも霜降り肉はいい加減キツくなってきたし・・・・・と寂しく思った次の瞬間、またしてもひらめいちゃいました。

そうだ! 素敵な生地を買って
好きな服をつくればイイんだし~♥

インポート生地に強い生地屋さん。誰もが知っている高級ブランドの生地も扱っているそうであっという間に時間がすぎていきました。

夏はやっぱりコーディネートに悩まないワンピースをワードローブのメインにしよう! なんだったら、お気に入り2着の“もうちょっとココがアレだったらよかったのに・・・・・・”のマイナーチェンジも叶えつつ、理想の1着をつくっちゃえーー! 俄然ワクワクしてきました!

ここで「半日あれば、ささっと縫えちゃいますから」なんてご報告できたらカッコいいのですが、学生時代の家庭科レベルでストップしている私にはドレスメーキングなんて無理です。友人知人に聞いても“ワンピースをいい感じのお値段でつくってくれる人”は見つかりませんでした。でも、いまはとっても便利な時代のようで・・・・・・。

あはっ、できちゃいました♥

次回(5月21日(土)UP予定)は、「“私のかわりに縫ってくれる”トコを見つけちゃいました!」編。夏ワンピース物語、続きます。