大人に程よい「パフスリーブブラウス」が登場！岡本敬子さん流の“甘辛バランス”とは？

子供の頃は洋裁をしていた母の作った服をいつも着ていました。スタイルブックを見ながら、どんな生地で、どんな形が良いか、自分が着たいものを自分で選ぶ、ということをさせられていて。そのときからシャツより断然ブラウス派で、私の中で“パフスリーブ”は定番デザインのひとつ。ナナデェコールで自身のラインとして手掛けさせてもらっている「KO」では、トレンドを追いかけるより、私が着たいものを作っていて、このブラウスはまさに理想形。シンプルすぎず1枚で絵になって、それでいてみんなに似合うデザインが良いなと思って。パフスリーブのボリューム感は、何度もサンプルをやりとりしながらこだわって作りました。

ブラウスがフェミニンなので、ボトムは可愛すぎないよう、カジュアルにもワークっぽくも着られるカーキのスカートを合わせました。普段はパンツコーデが多いのですが、春夏はスカートスタイルが多くなります。普段使いにデニムと合わせてもいいし、色々なスタイリングにマッチする１枚です。素材違いでギンガムチェックとドットもあるのですが、定番の白はやはり手に取りやすく、色合わせも楽しめる万能カラー。パステルカラーのボトムを合わせたり、全身白コーデにするのも好きです。

袖口はゴム仕様なので、袖をまくるとパフのボリュームが出て、また違った印象に。小柄なので、腕を見せたときの肌見せバランスを大事にしています。左手のバングルはコールムーンというブランド、右手のバングルはタイのチェンマイに行ったときに購入した200年以上前のもの。どちらも肌身離さずつけている私のお守りアイテムです。

このブラウスは着ると体が華奢に見えて、どんな体型の方でも似合う、気分が上がるデザイン。KOスタッフからも人気の高いアイテムなんです。甘めなファッションがお好きな方はもちろん、パフスリーブは初めて……という方にも、年齢を問わずチャレンジして頂きたい1枚です。