こんにちは、編集・川端です。
キョンキョンの書評集を読んだら、片っ端から読んでみたい気持ちになっちゃって、あかんあかん、本棚これ以上入れられへんから。ちょ待てよ、と。

「この人がおすすめしているなら買いたい」という欲求って、どういう心理なのかな〜とずっと考えていたんですね。
大草編集長が紹介したアイテムが欲しい、とかもそうですね。
「この人は本当に良いものしかすすめない」という信頼があるから。それも大きそうですが、推薦者へファン心がある場合は、それだけは説明しきれてない気がします。
この人がこんなに心動かされたものを自分も共有したい、この人が良いと言っているものの価値が自分もわかる嬉しさ、もあるでしょうか。
小泉さんの文章の上手さ、おり込まれるご自身のエピソードの魅力もありますが、読んでみたいと思わせる説得力はご本人のキャラクターによるところも大きい。本音はあんまり気のすすまない本を“上手に褒めておく”みたいなことをしなそう、なキャラクターイメージ(悪く言えばワガママそう)な芯の通った感じが、信頼感につながっているのかもしれません。
実際、どの本のレビューも、本を解説するというよりは、小泉さんのフィルターを通して新しい作品になる完成度。
そして、小泉さんのレビューはとても感情的です。よく泣いてるし、子供の頃を思い出したり、今の自分を肯定したり、アイドル時代の仕事を振り返ったり。

こちらがホンモノ!

97冊紹介されていますが、私が読んだことがあったのは12冊でした。
あと、85冊分も小泉さんの感情の揺れを共有体験できるなら、やっぱり片っ端から読んだほうがいいかなあ。
ではではまた〜☆
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