今回の訴訟は陰謀論者を喜ばせるだけのインチキであり、自分からお金を巻き上げるための企みだと主張。さらに「この申立てが事実ならば非常に恐ろしい内容なので、民事ではなく刑事訴訟すべきでは? 未成年者に対してそのような犯罪を犯す者は誰であろうと閉じ込められるべきだ」とも語り、一連の訴訟がお金目当てであることを示唆して皮肉っています。要するに、N.Y.のゲットーから成り上がった自分にそんな脅しが通用すると思うなよ、という宣戦布告なのです。
ビヨンセとの16年間の結婚生活で、娘のブルー・アイビー(12歳)と双子のルミとサー(7歳)の父親となっているジェイ・Zは、コメントの中で彼の家族についても言及。「唯一心が痛むのは、私の家族のためです」。
一方、被害者だと主張している女性は、MTVの授賞式後、有名人と近づくために停まっているリムジンの運転手に話しかけたところ、「ディディは若い女の子が好きだから」と誘われて乗車。約20分のドライブ後、ゲート付きの白い豪邸に到着し、秘密保持契約書のようなものにサインをさせられた上で家に入ると、そこでたくさんのドラッグを使用する人々(セレブを含む)がパーティーしていたそう。そこで「オレンジジュース、クランベリージュース、そして何か苦い味がする赤黄色の混合物」を飲むと、「めまいと立ちくらみがしはじめ、横にならなくてはならなかった」。
人の居ない寝室のベッドに横たわっていると、そこにディディとジェイ・Z、さらに「セレブリティB」と名前が伏せられた女性セレブの3人が入ってきて、ジェイ・Zはほかのふたりが見ている前で彼女をレイプしたといいます。その後はディディもレイプ。
13歳の少女相手に鬼畜すぎる行為ですが、この話が事実ならば、女性セレブ「B」とは、一体誰なのか。
しかしジェイ・Zの堂々とした反論にも一理あるので、来年5月5日から始まる、ディディの裁判で事実が明らかにされるのを待つしかなさそうです。
この事件でディディは「全米最悪」と言われるN.Y.のメトロポリタン拘置所(エプスタインが勾留中に自死したのと同じ施設)に勾留中。保釈を3度却下されており、恐喝で有罪判決が降りた場合、終身刑になる可能性があります。
ディディの弁護士は今回の新たな訴状について、「噂が広まることを恐れる有名人たちからお金を引き出すために仕組まれた、恥知らずな宣伝スタント」であり、バズビー弁護士の売名行為だとする声明を発表。「法廷では真実が優先されます。コムズ氏(ディディの本名)は、男性もしくは女性、成人もしくは未成年など、誰に対しても、性的暴行や人身売買をしたことはありません」と語っています。
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