月は、人生の「スタート地点」、太陽はその「ゴール」

 

私たちに馴染み深い太陽の星座と月星座の違いについては、Keikoさんはこう語ります。

「太陽の光は、いつも私たちを照らしてくれますが、引力は乏しい。
太陽星座は、私たちが人生をかけて到達したい、達成したい目標、ゴールを指し示しているのです。
私たちは、ゴールに向けて努力を重ねますが、それは必ずしも収入に結びつくものではありません。
逆に、そこに向かうための学びや経験には、お金を出して身につけていきますよね。
太陽星座は、魂が目指したゴールというか、人生の宿題でもあるかな。学校で宿題が出ますが、全員が宿題をしてくるわけではありませんね(笑)。しなくても生きていけるもの、なんです

 


月は、人生の、命の「根っこ」です


これまでの「地の時代」で、目指す「ゴール」といえば、地位や名誉、成功、所有、持ち家、貯蓄額だった。

『地の時代』の終焉に、マウンティングという言葉が登場しましたよね。まさに、“山登り”の意味で、ピラミッド構造の番上を目指す究極的な象徴でした。
『風の時代』は、ヒエラルキーが崩れ、横のつながりが重要になってくるので、マウンティングはもう意味はありません。これからは、成功よりも楽しくできること、心が喜ぶことに価値がある時代。
目指すもの、手に入れたいもの、価値観も様変わりします。あなたの好奇心が向かう先に、幸せがあるのです。
多様化した価値観の膨大な情報量の中で、”迷い子“にならないように、自分が本当に楽しいこと、真から喜べることは何か? と、確固たる『自分軸』が必要になります。その道筋を月星座に『ナビ』してもらうことが必要です」

また「月星座は、生まれた命の“根っこの部分”にあたる」と、Keikoさん。一方、「太陽星座は、木の幹にあたる」そう。何百年という大木は、根が大地に張り巡らされていき、養分を掬いあげて、陽の光を浴びて、幹も枝も葉も、そして花や実も実らせていきますよね。

「人も同じように、大地に根っこがしっかりと張っていれば、嵐が来ようと雨が降ろうと、揺れてしなっても倒れることはありません。根っこが強いと、幹にも栄養がいきわたり、育っていく。逆に幹が太くても、根っこがしっかりしてないと倒木してしまいます。月星座の『根っこ』が、太陽星座の『幹』を育てるイメージ。その逆はありえないの。そこで、『風の時代』には、地に足をつけて生きる『グラウディング』が、とても重要なのです。
月星座を知ることで、自分への理解が深まり、よりどころがしっかりとして自然と、地に足がつきグラウディングできていきます。月星座を使って生きることで、大木が豊かに茂り実るように、私たちの収入の安定とも比例していくんです。月星座は、お金や財を満たし、リッチにしてくれるのが得意なんです」

webマガジン「mi-mollet(ミモレ)」掲載