2018.1.14

すぐマネできる時短調理アイデア5つ

 

毎日の食事作りで「できるだけ栄養は摂りたい」「でも忙しくてゆっくり調理する時間はない」「週末にまとめてといっても作りおきのストックは面倒」という人は多いのでは。そんな人のために、「15分で完成」「一汁一菜」というくくりで、たくさんの献立を紹介した新刊『15分で一汁一菜』(講談社)を刊行した料理家の武蔵裕子さんに、今日からでも実践できる、時短の調理アイデアを教えていただきました。ちょっとした時間の節約で、食事作りはもっと楽しくラクになりますよ!


武蔵裕子さんの “時短” 調理アイデア5つ


コツ1 最初から下ごしらえが楽&火の通りが早い素材を選ぶ

下ごしらえが楽ですぐ調理できる、火の通りが早い、そんな素材を多用しましょう。きのこ類やレタスのほか、のり(手でちぎれる)、ちくわ(袋から出してすぐ切れ、コクが出て生でも食べられる)、もやし(コクが出て、火の通りも早い。ひげ根はそのままでOK)などを常備、あるいは使い方を知っておくだけでも、いざというとき役立ちます。 

コツ2 下ごしらえは一度にすませる

意外とやっていない人が多いのが、下ごしらえは一度にすませてしまうこと。むく、洗う、保存まで一度にすることで合理的に時間の節約になり、あとが楽です。
たとえば、
・玉ねぎやにんにく、しょうがの皮などは一度にまとめてむき、保存する
・里いもやじゃがいもは洗い、乾かして保存する
・きのこは石づきを切り落としてほぐし、保存する。冷凍してもOK
このように一度に数食分をまとめて下処理しておきましょう。一度やってみると、その手軽さが重宝するはずです。

コツ3 倍量を作っておく

下味をつけておくレシピ、長くおいたほうがおいしくなるレシピなどは、通常1回に食べる量の倍量を作っておくと、翌日などにまた食べられ、確実に時短となります。お弁当のおかずにしても。いつもの量を倍で作っておくだけですから、時間はそれほど変わらず2食分ができます。単純なようですが、毎回1食分で献立を考えてばかりだった人には、目からウロコの方法です。

コツ4 素材数は少なく

素材の数が多いほど、下ごしらえが増えて時間がかかります。時短を考えるなら素材数はできるだけ少なめに。たった1~2素材だけでも立派なおかずや汁物になります。

コツ5 調理道具を上手に使う

段取りのよさも時短には外せない大事な要素。そこでフル稼働したいのが調理道具。イチ押しは魚焼きグリルです。グリルで焼いている間にコンロが使えるので、ご飯物、汁物、主菜、副菜が同時に調理可能です。そのうえ直火で焼きあげたものはおいしい! グリルで焼いた鶏むねなどは、お店で食べるような本格的な味わいです。電子レンジの便利さは言わずもがな。上手に組み合わせて使ってください。

武蔵裕子

料理研究家。両親と息子2人という3世代の食卓を、長年切り盛りしてきた著者。毎日の暮らしの中から編み出されたレシピはどれもムダがなく、それでいて愛情たっぷり。書籍や雑誌のほか、企業のメニュー開発や講習会などでも活躍中。著書に『魚焼きグリルでかんたん本格レシピ(グリルプレートつき!)』(世界文化社)、『体にいい 時短おかず』(永岡書店)、『「水だし」&「野菜水だし」』(主婦の友社)など多数。

 

『15分で一汁一菜 毎日のごはんはこれでいい!』
武蔵裕子 著 講談社刊 1200円(税別)

レシピ数155品! 「作りおき」さえ必要なし! 簡単。早い。ムダがない。大満足の時短献立!  忙しい家庭にとって毎日のごはんは"戦争"です。栄養は大切、作りおきは面倒、ゆっくり調理する時間はない……そんな人のために、「15分で完成」「一汁一菜」というくくりで応援します。家族が満足できるなら、毎日のごはんはもっと気楽で、もっと自由でいいはず。その考えのもと、満足できる究極の時短献立を紹介します。


・第1回「夕食が15分で完成!「一汁一菜」のすすめ 簡単チキン南蛮&豆苗の卵とじスープ」はこちら>>

・第3回「冷蔵庫の残り野菜使いきりレシピ」は1月19日(金)公開予定です。

構成/庄山陽子(講談社) 撮影/嶋田礼奈(講談社)