太眉で凛々しく? 赤口紅で女っぽく? マニッシュなファッションのときは、どんなメイクが相性がよいのか……キッカ ブランド クリエイターの吉川康雄さんを直撃しました。

「マニッシュさを加えキリッとさせる。確かに、ファッションにおいて、そんなスパイスが効いてくるのがミモレ世代だと思います。ですが、ファッションが、フェミニンだから、マニッシュだから、といってメイクを変えなくてOK。ミモレ世代は、メイクをコンセプチュアルにする必要はないんです。“ビューティ=健康”。健康でいることが、あなたをいちばん魅力的に、美しく見せてくれることにつながっているんです。だから、メイクは、どんなファッションであってとしても、自分が健康的に見えるメイクを追及すればOK。まずおさえてほしいメイク・ポイントを簡単に解説しましょう」

まずは、眉
「たとえば、男っぽいハットをかぶるときには太眉でマニッシュに、と考える人がいるかもしれませんが、それはNG。自分の眉の毛流れや眉の濃さ、太さをそのまま生かすことを考えればOKです。眉は自分のアイディンティティを表わすパーツ。眉はファッションに合わせコロコロ変えないでくださいね」(吉川さん)

<上から>眉のアウトラインを描くライトカラーがセットされているので、眉が肌から浮かない。キッカ エンスローリング アイブロウケーキ 04 ¥6000  太めの楕円形のライトカラーは全体的なラインをなぞるときに、細めのダークカラーは1本1本の眉を描き足すのに便利。キッカ エンスローリング アイブロウペンシルW 01 ¥5000 毛流れを整え、その状態をキープ。キッカ エンスローリング アイブロウジェル ¥3000/すべてカネボウ化粧品

次に、血色感
「ナチュラルな血色感のある唇や頬にするだけで、肌だけでなく、あなた自身もイキイキと見えてきます。その場合、赤みは“ほのかに”レベルにとどめおくこと。コスメティックの色に頼りすぎることなく、半分は自分の肌感を透けさせることがポイントです。年齢を重ねるとともに、より自分自身の“素材”を尊重したメイクを心がけるようにしましょう」(吉川さん)

<右から>頬がほんのり紅潮したように色づくクリームチーク。クリアな発色なので、本当の血色と錯覚させられる! キッカ フラッシュブラッシュ 09 ¥5000 キッカお得意の2/5発色。自身の唇の赤みを透かしつつ、血色をプラス。キッカメスメリック リップスティック 06 ¥3800/ともにカネボウ化粧品
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プロフィール

吉川康雄さん/CHICCA(キッカ)ブランド クリエイター。各国VOGUEのカバーを手掛けるなど、世界の第一線で活躍するメイクアップアーティスト。近著『生まれつき美人に見せる』は、目からウロコのメイク理論が満載。自分自身のメイクに迷いが生じている人、必読です!

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