みなさんこんにちは、室井由美子です。今日から私の新連載がスタートします。おしゃれが決まらない、うまく体型カバーできない…など人それぞれ、お悩みがあるかと思います。このコーナーでは実際に読者の方にお会いして問題点を一緒に考え、その人らしいおしゃれをお見立てしていきたいと思います。
今回参加してくださったのは、八重樫智子さん(会社員・37歳)。
仕事ではきれいめの細身パンツにブラウスやシャツを合わせるのが、八重樫さんの基本スタイル。お子さんと過ごす土日はデニムパンツと、ほぼ毎日パンツ派。普段のコーディネートからお悩みを深堀りしていきます。
華奢な上半身が悩みでもあるそうですが、普段は「上ボリューム+下スリム」のコーディネートで体型をカバーしているようです。
さあ、ここからいよいよ室井さんのパーソナルスタイリングがスタート!
「体型のせいで、着こなしのシルエットがいつも同じになりがちです。一つ一つはとても気に入って購入したはずなのに、着るとシンプルで何か物足りない印象になってしまうんです。それで、色診断で相性がいいと言われたピンク系をトップスに選んでみたり、カラフルなイヤリングで耳元だけ遊びを入れてみたり…。でも、それが年齢的に似合わなくなってきたような気がします…」(八重樫さん)
ワンツーコーデを華やかに見せるなら、ストールやカーディガンを巻くなど、服ではなく小物でコーディネート感を出していくといいと思います。そして、華やかさを足したいという気持ちは分かるけれど、”年相応”が大事。ピンクってとても難しくて、年齢以上に若く見られる可能性があります。色診断に頼りすぎないで、もっと自由にいろんな色にチャレンジしていただきたいですね。(室井)
「年相応の華やかさっていうのがイマイチ分からなくて(笑)」(八重樫さん)
お好きなものと年相応に似合うものがズレているのかも。これから、お見立ていきましょう(室井)
お悩みを整理してみると…
☑️ シンプルな着こなしが、そつなく、どこか寂しい印象に見えてしまう
☑️ 一つ一つは納得して買ったものなのに、着こなしにすると物足りなく見えてしまう
☑️ 華やかさのために赤やピンクを取り入れるのは抵抗がないけれど、年齢的に似合っているのだろうか
☑️ 仕事服ではきちんと感はありつつ、もう少し自分らしい個性を出したい
次回(7/11)は、お見たてしたコーディネートをご紹介します。シンプルな格好がいまひとつおしゃれに見えないとお悩みの方、ぜひ参考になさってくださいね。
構成・文/昼田祥子
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