これまでミモレでは何度かボン マジックをご紹介してきましたが、今回13㎜のバロックパールのピアスが初登場します。よりバロックパールらしさが感じられる13㎜、実はミモレストアのバイイングディレクターでもあるスタイリスト福田麻琴さんもセレクトの過程でひとめぼれ! 購入してからは、早速毎日愛用しているという、福田さんの日々の着こなしをご紹介します。

ファッションのテイスト問わず、どんな人にも持っていて欲しいピアス

ボンマジックの13ミリ白蝶パールピアス¥154000/mi-mollet STORE ピアスひとつで華やぎを添えてくれるので、他はノーアクセでOK。ボンマジックの13ミリ白蝶パールピアス/mi-mollet STORE ニットカーディガン/エブール パンツ/12closet
今回、ご用意したのは、少しシルバーがかった白蝶バロックパールの13㎜。希少なパールのため、限定数での販売となります。
Makoto's Comment
9㎜とは違い、バロックらしい”歪み”がしっかりとある13㎜。この個性、このボリューム感は”ひとクセ”欲しくなる年代にぴったりのピアス。でも、決して着こなしが個性的な人に向けてということではありません。ファッションのテイスト問わず、どんな人にも持っていて欲しいピアスなのです。

もちろん私のようなシンプルカジュアルが好きな人にとっては、ピアスが品格をプラスしてくれますし、かっちりとしたきれいめスタイルが好きな人にとっても、ほどよくカジュアルダウンしてくれるアイテムとして活躍してくれるはず。フェミニンなスタイルがお好きな方にも、ぜひ真円のパールよりもバロックパールを試してもらいたい。きれいにまとめすぎると年齢以上に見えてしまう世代なので、バロックの歪さとボリュームが、いい意味で印象を崩してくれます。

さて、普段どんなコーディネートに合わせているかというと。私の軸となるようなシンプルなスタイルーーVネックニットにパンツーーだったり、Tシャツにキャップ、スニーカーの思い切りカジュアルな日もポンとバロックパールを添えます。9㎜も同じようなネイビーのVネックニットに合わせていましたが、13㎜はより遊び心を感じさせてくれます。でも、より小さい9㎜のほうが遠目で見たときの印象はなんとなく強くて、有機的なフォルムの13㎜のほうが軽やか。形なのか発色なのか。うーん、ボンマジックのバロックパールは奥深い……!

実はこれまであまりボリュームのあるピアスをつけることがありませんでした。というのも、ピアスホールがかなり下にあるので、ボリュームあるものをつけると、重さで完全に耳たぶの下にぶらさがるような状態になってしまうから。でも、ボンマジックの13㎜は、パールに対して、角度をつけてポストがついているから、つけたときにパールが少しだけきゅっと上にあがるんです。だから、少しだけ耳たぶの上にのってくれる! この感動、共感してくれる人はミモレ世代ならきっとたくさんいるはず。

10割カジュアルな日もバロックパールがあれば大人の上質スタイルに

ボンマジックの13ミリ白蝶パールピアス¥154000/mi-mollet STORE カットソー/アニエスべー パンツ/ティッカ 帽子/ユナイテッドアローズ カゴバッグ/パロロサ スニーカー/ヴェジャ

バロックパールのピアスの存在感を特に感じるのは、カジュアル度が高い日。たとえばこのスタイル、もしピアスがなかったら……、靴かバッグかどちらかはもう少しきれいめに、もしくはパンツではなくマキシスカートを合わせていたかもしれません。でもバロックパールのピアスがあれば、存分にカジュアルなコーディネートを満喫することができます。

撮影/須藤敬一
ヘアメイク/久保フユミ
スタイリング/福田麻琴
取材・文/幸山梨奈
構成/朏亜希子(編集部)