このコラムでは「持ってるアラフォーセレブ」としてグウィネス・パルトロウをよく紹介していますが、セレブオタク同士でよく「うらやましいアラフォーセレブ」と名前が上がるのが、ドリュー・バリモア(41歳)。

やたらストイックなグウィネスと違って、ドリューは女優だけどダイエットとか気にしないでモリモリ食べてそうな体型で自然体なのにいつまでたっても可愛いし、キャメロン・ディアスとかリース・ウィザースプーンとか女友達と仲良しで楽しそうだし。し・か・も、アラフォーになってから結婚(3回目)したお相手は、元シャネルのCEOの息子でアートコンサルタントのイケメンという、絵に描いたようなセレブ婚(しつこいようですがしかも3回目)。

前置きが長くなりましたが、そんな、うらやましいアラフォーセレブのドリューが、なんと3度目の離婚へ。3歳のオリーブと生後23ヶ月のフランキー、ふたりの娘が居るドリューと夫のウィル・コペルマン。離婚の原因は公表されていないけれど、People誌が報じたところによれば、立て続けに子供を授かり傍目には幸せそうな夫婦だったけれど、ドリューが出産してからふたりの仲は少しずつすれ違い始めたんだとか。

生まれる前に両親が離婚し、パパはアル中、ママは幼いドリューを働かせて自分はパーティ三昧のステージママだったドリュー。「ウィルと子供たちを家族に持つことでいい人間になることができた」と幸せそうに語っていたのに、離婚のニュースは本当に残念。

エリート家庭で育ったウィルは規則正しく規律のある生活を好むタイプだけど、芸術一家生まれのドリューは自由で柔軟性のある生き方を愛する女性。さらに美容の会社とサングラスの会社と映画製作会社を3つも経営しながらふたりの娘を育て、L.A.とN.Y.を行ったり来たりする多忙なライフスタイルの中で、お互いが人生に望むものが違っているということに気づいたそう。

違うからこそ惹かれ合うのが男女の摂理だけれど、結局はその差が大き過ぎて埋められなかった、ということみたい。

でもドリューってば、1度目の結婚はバーのオーナーとで1ヵ月、2度目はコメディアンのトム・グリーンと5ヵ月しか持たなかった過去があるのよね。今回は娘たちがいたこともあってなのか4年持ったけど、そもそも自由に生きたいパワフルなドリューが、結婚という枠組みの中に収まるのは難しい、ってことなのかもね。

女優でママで、3つの会社の経営者で。そのうえ妻という役割を求められて、さすがのドリューもぶち切れちゃったのかも!?
写真/AFLO