さて、前回に引き続き、夏ワンピースシリーズ。今回で最終回です。
自分がほしいものを縫ってくれる「nutte(ヌッテ)」では、直接のやり取りはできませんが(お互いの個人情報はひみつ)、メッセージボックスを使って職人さんと随時コンタクトが取れ、画像などのアップロードもできます。
事務局経由で職人さんに送ったのは、生地屋さんに相談して買った「このくらいあれば、足りるであろう1着分のイタリアンリネン地」と家で眠り続けていた「バンコク旅で購入したプリントコットン地」の2種類の生地です。
職人さんからは「パターンをひいた結果、要尺がわかるのでちょっとお待ちくださいね♫」とのこと。その結果は……
■イタリアンリネン
「共布ベルトは普通、縦の地の目を通しますが、そのためにはさらに1.45メートル必要です。でも真ん中にハギを入れた横の地の目でもよろしかったら、ベルトをつくることは可能です」
※ちんぷんかんぷんでしたが、3回読んだら理解できました!
■プリントコットン
「共布ベルトなしで丈を7cm短くすれば、この生地分でもつくれます!」
※ベルトはたぶんほとんど使わないだろうから、無くてもOKですわ。
さっそく2着とも、着手していただくことにしました。
今回はベースがあるとはいえ、パターンを新しくひいてもらい、
生地はこちらから送るが、糸や付属などはお任せという注文内容で、
≪パターン&縫製1着分≫18000円
≪縫製1着分≫9000円
途中で何度か職人さんとメッセージ交換しつつ、約3週間後にできあがったワンピースが事務局経由で私のもとに届きました!
なんだかすごく愛しいです♥
ぐんぐん気温が上がっていた時期だったので、ほぼ毎日とっかえひっかえこの3着を愛用。もちろん『エマール』で洗っていますが、ハンガーに吊るして干す&アイロンなしでOKなのでとても便利。
これからの梅雨も、記録的猛暑予想の夏も、このワンピ3姉妹があれば素敵に乗り切れるはずです!会う人ごとに「涼しそう」「可愛い」と褒められ、またしても有頂天になる私。
自分が縫ったわけでもありませんのに恐縮です……。
そして、私のもうひとつのお気に入り、シンプル黒ワンピースは、前回の記事で紹介した「fan-annex」で目を付けている生地があるので、新しい職人さんにお願いしてみようかしらと思っています。
「nutte」は実店舗・実名がないネット上のやり取りなので複雑なオーダーは不安ですが、お願いする内容によっては、かなり使えると思いました。
ブランドの既製服は、何度も品質管理の検査を行い、製品の検品を繰り返してから消費者の手に届けられます。その既製服ほどのクオリティ、完璧さを「nutte」に求めることは難しく、ある程度は自己責任とも思います。
でも、思い出の服や生地をリフォームしたり、どこにもないものを形にしたり、自分ではできないことをプロにお手伝いしてもらえるのは素敵なシステム。これからも上手に使っていきたいな。
なんだか近頃リフォーム気分が高まっているようです。
いちばんリフォームしたいのは自分自身ですが、それは無理なのでw
次回(6月3日(土)公開予定)は「ビーズバッグ&デニムの修理」について書こうと思います。
文句を言わず、前向きなことをつぶやこうと反省中のInstagramもよろしかったらのぞいてくださいね♫
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