先だって3回連載でご紹介した「失敗しない!大人のゆかたの楽しみ方」を作成するうち、ゆかたが欲しくてたまらなくなった編集・川端。『大人のゆかたスタイルブック』の編集担当山本忍さんの同行のもと、ゆかたを買いに行ってきました! 似合うゆかたの見つけ方、気になるお値段は?などリアルレポートいたします。
1.「お仕立て」か「プレタゆかた」か?
→小柄な私は「お仕立て」を選択!
いきなりひとつ落とし穴が!
夏の繁忙期に入ると仕立て上がりまで1ヵ月近くかかることも。ゆかたが着られるのは基本7、8月。また、人気の反物は売り切れて種類が少なってしまっていることも。私、完全に出遅れました(反省)。来年以降に着ることを目指して、いざお店へ。
2.初のお仕立て、どこに買いにいく?
→老舗の呉服屋「竺仙(ちくせん)」さんへ
3.ゆかたの素材、柄選び
→どんなシーンで着たいかによって素材が決まる
まずは「どこに着ていきたいかですよ」と竺仙の方。ゆかたデビュタントとしては「近所のお祭りや友人との納涼会に」と目標を定め、気になった柄の反物を顔に当てながら、それぞれの素材や柄の特徴やメリット、デメリットを伺いました。
●綿コーマ
値段も手ごろで、透け感のない綿で洗濯にも強く一番気軽に着られる。プレタゆかたにも多い生地。(→今回はせっかく仕立てるので綿コーマ以外の生地にすることにしました)
●綿絽(めんろ)
独特な縞状の隙間があり、透け感があって涼やか。半衿をつければ着物風にも着こなせる。
●綿紬(めんつむぎ)
しっかりと地厚の透け感のない素材。こちらも半衿をつけて着物風の着こなしもOK。
●白紬(しろつむぎ)
綿紬(めんつむぎ)の中でも、地色が白い白紬(しろつむぎ)。白いゆかたは、花火大会やお祭りなど、夜のお出かけ向き。闇夜に引き立ち、パッと顔色も明るく。
次ページでは、決定したゆかた地と帯合わせ、採寸オーダー法をご紹介します!
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