私とバタやん(大草編集長もですね)の母校・立教大学へ卒業以来初めて足を踏み入れてきました。
今回は、スクールガール的装いのお話。
いわゆるスクールガール(含プレッピー)スタイルは、そのまま取り入れても、愛らしさがまったく醸し出されないので(苦笑)、大学生になってから以降は意識的に避けるようにしていたスタイル。ですが、高校時代には大流行したスタイルだったせいもあり(?)、テイストとしては嫌いではない。いや、むしろ、好き(笑)……そんなアンビバレンツな乙女心を優しく包み込んでくれたのが10数年前に手に入れたこのウールのラップスカートでした。ネイビーとグレーで構成された一見キルト(見えていない方のサイドや後ろ面はプリーツ状になっています)のように見えるスカート。大胆なまでのアシメントリーデザインなので、このパンチ力をひっさげれば、これからもずっと照れることなく愛用できるスクールガール調アイテムではないかしら、と思っています。
そして、以下は余談。北関東から上京してきて、それまでずっとバスケットボール漬けだった私はまったくもって華やかな(当時はそう思い込んでいた)校風になじめませんでした……(苦笑)。バイトをしては旅に出て、空いた時間は一人暮らしの部屋でずっとレンタルしてきたビデオをみて過ごす。といった学生時代がキャンパスに足を踏み入れたことで鮮明にフラッシュバッグ!
久しぶりの母校。大草編集長はキラキラと光り輝くキャンパスライフをお過ごしだったとのことで(風の噂です)、一期下の私は当時偶然キャンパスですれ違っていたとしてもまぶしくてみつめることはできなかったかと思います。それが今や夢を同じくして、机を並べて一緒に働いているという……。5歳年下なので偶然キャンパスですれ違ったことはなかったはずですが、同じく机を並べて働く後輩=バタやんと数十年ぶりに母校に赴いているという……。「本当に、縁というのはおもしろいものだなぁ」と。
そして、「なかなかキャンパスライフになじめずに、チャペルに逃げ込んではチャプレンさんと話をしたり、ボーッとしたり、読書をしていたっけなぁ」と、(冬のため葉は落ちておりましたが)蔦がからまるチャペルを横目に、祈りを捧げた日があまりなかった自分を思い出したのでした。
CREDIT :
コート/ヴィンテージショップで購入(この日と同じ)
ニット/ユニクロU
スカート/コム・デ・ギャルソン
靴/コンバース(この日と同じ)
バッグ/海外で購入(この日と同じ)
大森葉子
主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。