グッとシブいスポーツカーに乗った男性を待たせたことはありません……が、最近、鮮やかなピュアリップが気になる私。そう、なぜなら、私は冬はお地味になりがちな、モノトーン大好き婦人だから!
というわけで、本日は口紅のお話です。
お地味を解決する場合、通常はアクセサリーを重ね付けしたり、スカーフなどを巻いたり……ファッション小物をアクセントにすべくコーディネイトを組まれる方が多いと思われます。でも、私はファッション小物を重ねることが、どうにも気分ではない。どういうわけか、性分に合わない。これは、もう、前回の記事「傘を持ち歩くのが嫌い」と同じくらい、どうしようもない(我ながら頑固!)。
ゆえに、ここ数年の赤リップブームのおかげで、私のモノトーンLOVE人生はずいぶん救われました。顔の中央にはっきり色を効かせることで、全身のどこに色を利かせるより小粒ながらにピリリッと効いてくれる。服はシンプルにまとめて、こざっぱりとしたヘアメイクに鮮やかリップだけを効かせればいいーーこの法則は、朝の時短セオリーとして、私の睡眠時間確保に一役かってくれています。
そして、赤リップが自分の顔に定番化しすぎて少々飽きてきた昨今。春の新色を一足先にチェックさせていただいている私は、俄然ピンク、それもいわゆる青みがかったフィーシャピンクにトキメキを覚えてしまっています(ちなみに、私は、バブル期のお姉さまたちの記憶はありますが、自分自身でフィーシャピンク体験をしていないため、あまり偏見がありません)。
さぁ、冬のモノトーンコーディネイトで、どうにもお地味地獄から抜け出せないとお困りの皆様。鮮やかピュアリップをさっそく試していただけますよね?
ちょっと二の足を踏まれている方も、気持ちはYES、ですよね(笑)?
CREDIT:
コート/ヴィンテージショップで購入
ニット/MM6
パンツ/メゾン マルジェラ
バッグ/ステラ・マッカートニー この日と同じ
靴/リーボック この日と同じ
大森葉子
主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。