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羽田から早朝の便に乗り約1時間30分。そこから北海道リゾートライナー(バス)で約2時間……その日の正午にはリフトを乗り継ぎ、山頂に立っていた私。「東京からのアクセス抜群」との噂は本当だった、と大興奮。左に見えるツインタワーは星野リゾート トマムのランドマーク、ザ・タワー! 


は〜っ、休みが無エ 
癒しが無エ 
この冬、雪山すべって
無エ

とハッとして(笑)、先週末の土・日に代休をくっつけて、スノーボードに行ってきました。平日に「休める!」と思ったら、ひとり新幹線で雪山に向かうほどスノーボードにハマり、もくもくと滑り込みをしていた時期もあったのですが……腰が重くなっている自分を奮起させるには「ご褒美が必要だ」というわけで、アフター・スノーボードもたっぷり楽しめると評判の北海道のおへそ部分、トマムへいざ!


今回は「大人のスノーボードウエア」のお話

  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img1 上下ともにノースフェイスです。春まで着られる薄手のジャケットを新調しました。今回はブーツもボードもレンタル。ちなみに、トマムではスキーやボードは3シーズンまでしか使用しないそうで、SALOMON社の新しいモデルを試すことができました♡ 今シーズンの滑り初めだったため、ボードは小回りが効くよう短めをお借りしました。
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img2 ジャケットの下はパタゴニアの薄手のダウンを。ゲレンデは平均するとマイナス12度前後だったのですが、これで寒さ知らず。逆に汗をかくくらいに体温も上昇しましたが、熱がこもることもなく快調。ちなみに黒いニット帽をかぶっていたら、スノボ友達にゲレンデで見つけづらいと言われたため蛍光黄色とグレーの帽子を使用することに。
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img3 一応、フェミニンなネタも(笑)。雪灼けや乾燥によるトラブル回避のための、うるおい改善美容液ONE BY KOSÉ。ゴーグルとフェイスマスクの間のうっかり部分、最も過酷さを強いられるエリアの集中ケアとして、ヘレナ ルビンスタインの部分用シートマスク。3月に発売になるジュリーク初の顔用日焼け止め。これらのスペシャルケアを携えて。


私、“ヘビーデューティー”萌えするところがございまして、メンズのファッションブランドがその要素を取り入れた提案しているとビビッとアンテナが反応してしまう。無論、スポーツショップで過酷な環境下に耐えうるウエアやギアなどを見ることも好きで、「これだけあれば山の中で生きていけるな〜」なんて夢想するのも趣味でして(笑)。というわけで、アウトドアブランドのアイテムをタウンユースしても違和感のない時代になってくれたことに感謝! きっと、新調したノースフェイスのジャケットは、トレッキングや秋フェスだけでなく、雪の日のアウターとしても活躍してくれることでしょう。
 

星野リゾート トマムのゲレンデ、ここがスゴイ♡


今回はザ・タワーと並ぶトマムのランドマークとなっているツインタワー、星野リゾート リゾナーレトマムに宿泊。とにもかくにも施設脇から滑り出すことができるのでノンストレスでした(時にゲレンデまで徒歩0秒と謳われているのに、結果的にボードをかついでリフト乗り場までけっこうな距離を歩かねばならないというゲレンデもあるわけで……)。疲れたら、ひょいっと部屋に戻ってひと休みでき、最高でした♪

というわけで、私なりのおすすめポイントを紹介します。

☆景色がスゴイ!

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滞在2日目、雲海に遭遇。雲海をくぐり抜けるかのように滑走できるなんて、感動しかない。絶景かな! 絶景かな! ちなみに、気温が低いため、ダイヤモンドダストもキラキラと。晴天率も高いところもトマムの魅力なのだそう。
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空気中の水分が過冷却され樹木に付着し結晶化することで樹々が白く色づく霧氷。その霧氷が作り出す幻想的な白い林をすり抜けながら。寝転がり、ポケットに入れてきたチョコを食べつつ、樹々のきらめきをボーッと眺めてしまいました。 

☆ゲレンデおやつがスゴイ!

  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img8 ゲレンデ内にあるマウント カフェ ラプ。手作りのパンやスウィーツが大充実。暖炉脇で読書などしながら、ゆっくり過ごしている方が多いのが印象的なカフェ。もちろん、カレーなどの食事もとれます。こちらは靴を脱いで子供たちがおもちゃで遊べるキッズルームも配備。
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img9 自家製のチーズケーキとカフェオレをいただきました。私、身体が重くなるので、滑り込みすると決めたスノーボード中はランチをとりません(本気)! というわけで連日こちらに通っていたら、3日目にはスタッフの方に「いつもありがとうございます」と(笑)。また、来ます!
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img10 ゴンドラ下りてすぐのてんぼうかふぇで、焚き火で焼きマシュマロを楽しむ子供たち。この他ホイップバタートーストやマフィンなどもエントリー。マシュマロの焼ける甘い香りに包まれ、焚き火を見ている時間は本当に癒されました♡ ちなみにソーセージ、ベーコンも焼けます。


ホタルストリートがスゴイ!

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スキーヤーとノンスキーヤーがどちらも楽しめる、日本初のスキーイン&スキーアウトヴィレッジ。スキーをしない人は歩いて(リゾートからは屋根のある通路を通って)アクセス可能。ステーキやスープカレーのお店の他に、なんと私の愛するさっぱり系らーめんAFURIも北海道初上陸♡
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私が最も気に入ったのは、cafe&bar「つきの」のバターミルクラテ。コクのある味わいがクセになる(&腹もちがいいのでスノーボード中にいただくの、最高です笑)。そして、こちら電源がとれる(地味に感動)! 氷点下の屋外でスマホを使用するとバッテリー消費が激しいので助かりました。 

☆雪質がスゴイ!

  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img15 ナイターも楽しみました。この日は降雪もあったため、夜に向かってどんどんフカフカに。ナイターは、溶けた雪が凍ってガリガリになるから避けてきたのですが、トマムならイケル♡
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img16 私の大好きな非圧雪エリアがふんだんに。「ここもいっていいのかな?」と思えるような不意に現れる隠れコース(!?)を探検するのは本当に楽しかったです。初心者コースも充実してます。
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img17 トマムでは、「ありのままの自然環境を滑走するにあたっての理念合意書」にサインをすれば、腕章が渡され、上級者限定開放エリアに行くことができます。いつかチャレンジしたい!!!


☆アクティビティがスゴイ!

  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img18 子供たちがかなり楽しそうに乗りこなしていた最新型そり、トマムスノーカート4200。スノーボードをしない友達を部屋から連れ出すのにもいいかも(笑)? 
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img19 ゲレンデのどこかに突如出現するという移動式の「絶景シャンパンバー」(ちなみに私はプロモーション用の設営に急遽お邪魔することができました!)。  
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img20 このバーでは、ローラン・ペリエが1杯1000円で(ノンアルコールのシャンパンもあり)。3月の晴れた日に開催予定とのこと。滑走中に出合えたらラッキー♡

☆アフタースキーもスゴイ!

  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img21 初日にスパトリートメントを予約し、60分のオイルコースを。これにより、久々のスノーボードでも全身がバッキバキにならずに済みました。施術者の方がバックカントリーでスキーを楽しむ方だったためトークも大盛り上がり(笑)。
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img22 リゾナーレには「展望ジェットバス」が全室完備! 家を建てることがあったなら、お風呂だけは豪華にと願う私の憧れのジャクソン社製(笑)。夕日が雪山に落ち行くマジックアワーをお風呂で過ごしました。これぞ、極楽! 
  • 『おら、トマムさ行ぐだ』 by大森葉子_img23 リゾート内には露天風呂も。露天の女風呂は景色に抜けがないところがほとんどですが、コチラの抜け感はすごかった。野生動物がお目見えすることもあるとか、ないとか!?  夜は幻想的な景色に。ぜひ直接お確かめください(笑)。


この年齢になるまで、ずっと大学生の合宿かのようなスノボ旅をしてきたので、「こんな世界があったのか!」と目からウロコの初トマムでのスノボ体験となりました。


次回は、アフタースノーボードも存分に満喫したので、「滑らなくても楽しいトマム」をスノーリゾート着回しとともにご紹介します。


CREDIT:
スノボードウエア(上下)/ザ・ノース・フェイス
ダウン/パタゴニア
帽子、ゴーグル、手袋/ムラサキスポーツで購入

アイコン画像

大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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