40代からのツヤ肌の目指すところは、ベースメイクとポイントメイクのバランス。「40代からの大人のツヤは、ポイントメイクを味方にして」とヘアメイクアップアーティストの岡田いずみさん。いつものメイクが見違える、大人のツヤメイクを教えてもらいます。
第1回「「ツヤ」は欲しいけど、「テカリ」は要らない。大人の肌悩みに応える“ツヤマッピング”で理想のツヤ肌を作る方法」>>
第2回「【ツヤ肌ベースメイク基本編】悪いツヤを仕込んでいませんか?プロのヘアメイクに教わる、ファンデ・パウダー・ハイライトの正しい入れ方を教えます!」>>
「ツヤはほしいけど、ギラつく」悩み
肌とメイクのバランスって、どうしたらいい?
ツヤ肌のカギは、肌とメイクのベストバランス。皆さん、ツヤのある肌を作ることに一生懸命で、実はメイクとのバランスが取れていないことが多いのです。原因のひとつが、すべてのパーツにツヤを意識しすぎてしまうことで、メイクがケバケバしくなってしまうのです。せっかく作ったツヤも“悪いツヤ”にしか見えなくなってしまう。メイクはツヤのメリハリを考え、トータルに見せることが大切なのです。(岡田さん)
ここでは、ツヤのある肌を活かしたポイントメイク、一番効果的であるチークの入れ方を紹介します。血色感も出せますし、パールを配合したチークは光を集め、メイクでツヤを演出することができます。
チークを塗る際に気をつける点は2つ。
① アイテムの選び方
② 塗り方のアップデート
パール剤の大きさや量、そして質感も含め、大人の肌悩みに応えてくれるチークを使うと、同じ光の条件でも全然違った肌になります。今回使用したのは、「カバーマーク ライティング カラー パウダー」。チークとフェイスパウダーの良いトコ取りをして、光を最大限に味方にした優秀なアイテムです。また、目のまわりにうるっとしたツヤがあると大人世代でもキレイな印象になるため、黒目の真上にパールの入ったアイカラーをちょこんとのせるのがおすすめです。(岡田さん)
\今回使用したアイテムはこちら/
(左から)肌に溶け込むようなカラーと高輝度のパールで楽しむアイシャドウパレット。「ツヤのあるブロンズとキャメルを重ねて目元を締める。ポイントメイクでツヤ肌をアシストします」(岡田さん)。アディクション ザ アイシャドウ パレット+(011)¥6820/アディクション ビューティ
仕上げはチークを超えたカラーパウダーを。「チークを入れるというよりも光を宿す感じ。明るさ・ツヤ・血色感がアップし、華やかな印象に」(岡田さん)。カバーマーク ライティング カラー パウダー(01)¥4950/カバーマーク
輝度や反射率の異なるホワイトパールを配合し、輝きとツヤの両方を宿すフェイスパウダー。「肌にふわっとのせるだけで、内側から発光したかのような立体感のある肌に」(岡田さん)。エレガンス アティミエル ヴェール(002)¥6380(セット価格)/エレガンス コスメティックス
How to makeup !
ツヤ肌ベースにポイントメイクをプラス!
アイシャドウを塗る
アイホール全体に左下のソフトブロンズを塗った後、右下のイエローキャメルを二重幅に。「質感の異なるカラーを重ねて目元に深みを出します」(岡田さん)
チークをなじませて
チークは頬の高い位置を中心にふんわりなじませて。「若々しい印象を持たせたい時は淡く、少しづつ広めに入れていきましょう」(岡田さん)
フェイスパウダーでナチュラルな光をプラス
「光をスポットで入れると頬の高低差がついて、小顔効果と華やかさもアップ」(岡田さん)。上まぶたは黒目の中央に、下まぶたは黒目の真ん中から目尻にかけて小さなブラシでトントンと重ねて。(岡田さん)
ツヤメイクの完成!
ツヤはもちろん、華やかさもプラスした技ありメイク。「目や頬のあたりが痩せて見えてしまう方にもおすすめのメイクです」(岡田さん)
ツヤメイクの山根さんを
自然な光の中で見てみると……
大人世代が理想とする「ツヤメイク」の山根さん。ポイントメイクも自然光の中ではやりすぎ感はありません。これもギラギラしすぎないツヤベースがあるから。コンサバになりすぎないツヤメイクができあがりました!
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