桜が終わると牡丹や菖蒲が美しく咲きます。和菓子は季節の移ろいに敏感なので、その姿形を愛でるのも楽しみのひとつです(もちろん美味しくいただくことが一番の楽しみ♪)

先日開催された日本舞踊の会では、墨のかかった深いお色の着物を着ました。色を抑えたことでシックにはなりますが、老けて見えてしまうのは嫌ですよね。

金糸の袋帯と、赤い房の白い帯締を合わせたら、そこまで地味にはならずにしっくりしっとりした感じになりました。

こちらも付下げです。小さいお花や楓の葉が霞にたなびき、水面に浮かび…といった春霞の花筏を描いた細かい柄なので、帯をシンプルなものにしました。こちらの着物ももう10年以上前のものですがとても重宝で、コンスタントに袖を通しています。ところが!今回、公演の劇場内を歩いていたら…バリバリバリという不吉な音が!客席の手すりの端っこに袖を引っ掛けてしまい、見事に脇が破れました…(涙)生地は大丈夫そうだったので、早速ほつれを直してもらうために呉服屋さんに入院しました。
着物の時の動作や所作は気をつけているつもりなのですが、私は粗忽者です。。
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