夏の前と冬の前の限られた期間に、ほんの少しだけ出番がある単衣の着物。特に夏を目前に控えたこの時期は、すっきりと涼しげなお色や柄を見るだけで爽やかな気分になります。

もう10年ほど前になるでしょうか、京都の呉服屋さんで誂えた単衣の付け下げです。イメージをお伝えして出来上がってきたときの感動を今もはっきりと思い出します。包みを開いたときに京町家の呉服屋さんの仄暗いお部屋にぱあっと明るい光が差した記憶があります。

鮮やかな水色、大好きな和菓子屋さんの包装紙を連想する着物。末富ブルーと呼ばれたりしています。

今では少し若々しくなってしまって着る機会も減ってしまいましたが、ずっと大事にしたい一着です。
毎日のいろいろ、instagramはこちらからどうぞ☆
Comment