「新栗」という文字をよく見かけるようになりました。大好きな栗の季節がやってきました!嬉しい~♡

可愛らしい栗がふたつ、お行儀よく並んでいます。食べてしまうのがもったいないくらい(とらや製)

今年は一番初めに鎌倉の栗が手に入りました。そして茨城、東京の武蔵野…と産地が違う栗を味わい比べ!栗農家さんが丹精こめてつくられた大きくて艶のある栗の実を見ただけで気持ちが温かくなります。

東京の武蔵野は江戸時代から栗の栽培が盛んでした。昔ほどではないですが、それでも栗農家さんは健在!本当に立派な栗が実っていました。

かれこれ半世紀前(笑)のある日、母が父のために栗ごはんを炊こうと栗をむいて支度をしていた時に陣痛が起き、私が誕生したのだそうです。私は「桃太郎」ならぬ「栗子」なのです。そのせいか栗が大好きで、この季節はそわそわしてしまいます。

自分でいただく分は小さな陶器の壺に入れて。毎日一粒づつ(笑)

まず早生の栗で渋皮煮を作りました。
栗を軽く水洗いしてざるにあけておきます。

お湯に浸ける前の栗ちゃんたちです。つやつやして本当にきれい。

お鍋のお湯が沸騰したら火を止め、栗を投入!お湯が冷めるまで約1時間放置します(虫がいるものや悪くなっているものはお湯に浮きますので取り除きます)少しずつ硬い皮がふやけてむきやすくなるので、栗の底面に包丁の刃を当て小さい引っ掻き傷を作ったら、そこからゆっくり硬い皮をはがします。渋皮に傷をつけないように気をつけるのがポイントです(もし傷がついてしまったら諦めて栗ごはん用にしちゃいます)

一粒づつお湯から上げて、美味しくなってねと丁寧に渋皮の姿にします。

一皮むけて渋皮姿になった栗をさっと洗ってお鍋に戻し、ひたひたの水と重曹小さじ1をいれて火にかけます。沸騰したらアクが浮きますのでこまめに取りながら10分ほど茹でてお湯をそっと捨てます。第一回目の茹で上がりで渋皮のおおまかな筋を取ります。

重曹を入れて煮るとこういう感じになります。少し面倒ですが、この作業を繰り返すことで美味しさが増すのです。

同じように水と重曹で2~3回茹でこぼします。濃いエンジ色の茹で汁で栗がきれいに染まります。最後に重曹を抜くために湯通しして下準備完了!
私は1キロの栗に500~600グラム程度のお砂糖を使います(甘さはお好みで)下準備が終わった栗を再びお鍋に入れてひたひたにかぶる程度のお水と、お砂糖の半分を入れて火にかけます。煮立って5分程度で残りのお砂糖を足して、キッチンペーパーで落し蓋をしさらに20分程度弱火にかけます。火を止めて自然に冷ましてできあがりです。

保存用の瓶は煮沸消毒をしておきます。

私は冷めたお鍋ごと一日冷蔵庫で寝かせます。栗にシロップが染み込んでとても美味しい渋皮煮になります。

瓶詰が出来上がりましたので、お世話になっている方に。

いろいろ試してみましたが、この作り方が一番シンプルで一番美味しかったです。渋皮が膜になってあまり煮崩れませんので、慎重に取り掛かるのは硬い皮をむく時だけという簡単さ!ぜひ作ってみてくださいませ。


天高くるり肥える秋。instagramもご覧くださいませ~