大草ディレクターが大切にしている“大人の女性としてのマナー”とは?
エネルギッシュな日々を送る大草直子ミモレコンセプトディレクターに、2020年、改めて大人の女性として輝くための秘訣を語っていただきました!
「印象ってすごく面白い言葉だなと思うんです。人の美醜は作れないけれど、印象は操作できる点が面白いから。私の場合は、印象をつくるうえで『とにかく機嫌がよい』ことを心掛けています。もちろん人間なので、元気がない日もあるし、落ち込んじゃう日もあるし、ちょっとイラッとしちゃうことはあります。でも、機嫌がいいというのは、大人の女の人にとっては、もはやマナー。むしろ、そのために必要なことを逆算してやっていくことも大事かなと。機嫌のいい精神状態をキープするのは、持って生まれたものではなく、後天的な努力と心がけですよね」
大草ディレクターがそこに気づいたのは30代後半だそう。
「体も顔も肌も髪も大人になっていく過程ですね。当時は編集者としての仕事が多かったのですが、編集者は、撮影であれ取材であれ、“場”にいちばんいいケミストリーを起こさせるのが役目。だから、例えば、とにかく現場で一番年下のスタッフから声をかけるとか、アシスタントの子から挨拶をするとか。スタッフが委縮しちゃうと、現場はどうしても空気が硬くなってしまうし、もったいない。『どう? 最近、元気?』みたいな軽い言葉でも、空気がパッと軽やかになることも多いです。
自分がスタイリストとしてスタッフの一員として呼んでいただくときでも、気が付けば、現場で一番年上! ということも年々増えてきて。“現場のテンションを引っ張っていく”という自覚も増してきましたし、朝イチでロケバスに乗るときは、笑顔で元気でということは心掛けていますね」
【あらゆるオケージョンに共通するのは“いつだって上機嫌”!】
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