大草ディレクターが毎日欠かさない1日2回の習慣とは?


「あんまり疲れないの、私!(笑) 体力か気力のどちらかがあるんですね」と笑顔で語る大草ディレクター。多忙なスケジュールをぬって、お酒を、旅を、踊りを、そして人生を楽しみつくす彼女に、美しさを引き出す秘訣を語っていただきました。

「飲みたいものを飲んで、食べたいものを食べて、刺激を受ける素敵な人に会う……大好なことはたくさんあります。そして、私は洋服がすごく好き。うまく言えないのですが、いわゆる“ファッション好き”ともちょっと違うと思うんですね。このブランドだから必ず買う、ということもありません」

好きなように食べて飲んで、思いきり笑って、“着こなし”を楽しむのが大草流。

「1日2回、必ず全裸になって鏡を見ます。女性特有の周期もあるし、しっかりと観察していますね。中身が自分だとしたら、包装紙が洋服だと考えて」と語る大草ディレクター。心身ともに自分の状態を客観的に観察し、ハンドリングすることこそ、大人の美しさを引き出す知性なのかもしれません。“全裸観察”の習慣で明らかになったこと、そしてその対処法は婦人世代には、特に参考になりそうです。

「ビールもワインもテキーラも大好き。でも、ワインを飲みすぎると、翌日は身体のラインが少し甘くなるんですよね。テキーラなどスピリッツ系は平気(笑)。もちろん、個々の体質にもよることですが、私の場合、ワインは背中、二の腕、ウエストラインがちょっと甘くなる」
といって、即ワインを控えるのではなく……。
「女性らしい甘さがラインに出た日は、リブのタートルネックは避けて辛口のシャツにしようかな?とか。数日で変わるラインは微差なので、これは、あくまで自分が心地よくいるためのルール。特にどなたが気づくわけでもないので。ワインとは逆に、集中的にヨガに通ったせいでデコルテあたりがややシャープに削げたなと感じたら、シャツはやめてふわっとしたニットを着たり。もちろん、毎回できてるわけではないんですけど、身体の微差に気づいてあげることは、すごく大事にしています」

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